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“教室に海を”プロジェクトによるウニなどの海洋教材提供(平成31年/令和元年度)

2019年11月27日更新

日本財団の支援により、これまでの”海からの贈り物”事業をさらに充実させて、小学校・中学校・高等学校などでの海洋教育のための“生(なま)”の素材を提供します。今期(2018〜2020年度)の事業では、最終的に各学校が、自立的・継続的に(そのために必要に応じてパイオニアスクールなど各種助成を利用して)、海洋教育を行えるようになる事を目指します。特に、海の無い所・海から離れた所(栃木、群馬、埼玉、茨城、長野、愛知、岐阜、京都、奈良)での海洋教育の取組を支援しますが、これ以外の全国の学校も可能な限り支援します。

海からの”生”の素材

1.ウニの未受精卵・精子

発生の実験材料として、成体のウニではなく、卵と精子を送付しますので、経験の無い方でも簡単にできます。 
教材の使用方法を学ぶための各種研修(各学校・地域で行う訪問研修、館山日帰り(一泊)研修、バフンウニの卵・精子提供事業の事前研修会としての年末の宿泊研修)もあります。「教員研修」の項目をご参照の上、ご利用ください。


バフンウニ(1月後半から2月、100校)

2020年1月28日、2月4日、11日 の3回 (いずれも発送日です。配達日・時間は地域によって異なります。基本的には翌日の午前中の配達ですが、東北の一部と四国・中国地方は翌日午後、北海道・九州地方は翌日の到着になります。)
説明書申込書報告書 (報告書は旧書式です。新書式は1月に更新予定です。)

申込み締切は12月27日です。申込受付時にメール返信しますので、一週間以内に受付確認メールが来ない場合はお手数ですがお問い合わせください。

※ 卵の栄養だけで初期プルテウス幼生までは育ちますが、その後も継続して幼生を育てたい場合には餌やりが必要になります。「植物プランクトンと動物プランクトン」 の募集も行いますので、下記項目を参照し、合わせてそちらの申し込みも行ってください。

※ 事前研修を12月21-22日、28-29日、(内容は2回とも同じです)、館山で行います(下記、「館山での宿泊研修」参照)。各学校・地域への訪問研修も可能です。

発送日以外の送付日程希望の場合など、お問い合わせください。
問い合わせアドレスはページの下にあります。

タコノマクラ(6月から7月、2回発送)

今年度の発送は終了しました(6月25日、 7月9日)。

キタムラサキウニ(10月、2回発送)

今年度の発送は終了しました(10月1日、15日)。 説明書申込書報告書

アカウニ(11月から12月、3回発送)

今年度の申込は終了しました(11月5日、19日、12月3日発送)。 説明書申込書報告書

参考資料

「教室に海を」の教材提供(冬のバフンウニ)を利用して実際に行われた授業の指導案と授業プリント例を掲載します。ご自由にご活用ください。

2.乾燥プランクトン、雑魚(冷凍)、海藻(冷凍)

乾燥プランクトン、雑魚(定置網にかかったけれどサイズ等の関係で市場には流通しない魚)を冷凍したもの、海藻(紅藻、緑藻、褐藻、海草)を冷凍したものを送ります。

プランクトン、雑魚に関してはそれぞれお問い合わせください。
海藻(冷凍)は以下の申込書をご利用ください。
海藻(冷凍)説明書海藻(冷凍)申込書

3.磯の動物

磯の動物の出張概念図

磯の生物の多様性を実際に手に触れながら観察する体験活動を、内陸部の学校の生徒が磯に来る代わりに動物が内陸に赴くという形で実現します。
様々な動物門を一通り網羅する、あるいは特定の動物を紹介したい、など授業内容はカスタマイズ可能です。
送付できる動物の種類や数は季節によって異なりますので、まずはご相談ください。
説明書申込書

”生”の素材の活用

植物プランクトンと動物プランクトン

珪藻を培養し、それを餌にウニの幼生を育てます。

卵や精子を申し込まれる際に一緒に申し込んでください。 用意した器具が無くなり次第終了とさせていただきますのでご了承ください。
説明書申込書報告書

海藻と”藻”食動物

海藻類の培養と、それを使ったウニの飼育を行います。

「動物プランクトンと植物プランクトン」の教材利用でウニの変態まで到達した際(変態誘導の付着藻板を申し込まれた際)に引き続いてご案内します。こちらの教材のみの提供も可能ですのでお問い合わせください。

海の環境についての実験

海水をろ過して餌を集めるアサリなどの貝類による海水の浄化、ウニ幼生の遊泳や発生に対する海水汚濁の影響についての実験などを行います。

映像資料、展示教材

ビデオ教材(貸出)

”いずみちゃんの大冒険” 川と海のつながり

小学校用DVD(サイエンス&エデュケーションセンター)

ウニの発生の映像DVD

コシダカウニの受精と発生(ドキュメンタリーチャンネル)
www.documentary-ch.com/gallery/koshidaka.html

館山の海底の映像

海藻、アマモ、サンゴなど(準備中)

展示教材

教室ミュージアム「海のめぐみをいただきます!」


学校の空き教室を期間限定のミュージアムとして活用、身近な水産物をテーマとし、プロジェクションマッピングなど先端的なデジタルコンテンツも取り入れた試みです(サイエンス&エデュケーションセンター)。申込書等はリンク先にあります。
uminomegumiwoitada.wixsite.com/itadakimasu

教員研修

各地への訪問研修

「教室に海を」で提供するウニなどの教材の使用方法やその応用例を、湾岸生物教育研究センターのスタッフが全国各地の学校へ出向いて紹介します(費用はこちらで負担します)。海から離れた地域での開催を特に歓迎しますが、それ以外の場所でも可能です。複数の学校合同でも、学校単位でも構いませんので、お申し込みください。

館山日帰り(一泊)研修

先生方の都合に合わせて湾岸生物教育研究センターにお越しいただいての研修も歓迎します(日帰り、一泊どちらでも)。日程や内容など、相談に応じてアレンジしますのでお問い合わせください。予算の範囲内で旅費なども用意できます。

館山での宿泊研修

2019年12月21-22日、12月28-29日 1泊2日、湾岸生物教育研究センター(千葉県館山市) 各回定員12名

1月のウニの卵・精子提供事業の事前研修になります。2回とも内容は同じですので、都合の良い方の日程でご参加ください。この事業の支援による学校での取り組みを行う教員が対象です。初心者のためのウニの発生実験の基本から海洋生物全般について学びます。希望者には予算の範囲で旅費・出張依頼文書も用意できます。

案内文書申込書 締切は12月10日です。

申込・問合せ

このページに申込書のダウンロードがあるものは、必要箇所を記入の上、締切日までにメールにてお申し込みください(wangan@cc.ocha.ac.jp)。申込書のないものは、同じメールアドレスにお問い合わせください。エクセルファイル(xlsx形式)が開けない場合は以前の形式(xls)のものをメール添付しますのでご連絡ください。

報告書等の提出について

取組みが終了したら、以下のものを送付してください。

・ 報告書(申込み時に指定のある場合。取り組みの前に内容を確認してください。)
・ 取り組みの様子がわかる教室の写真(授業風景)
・ 学習指導案、配布プリント等

報告書・写真等は、関連のシンポジウムや報告書等で使用させて頂くことがあります。

関連ファイル / Related Files

» 指導案例_中学校(ワード形式 3,685キロバイト)

» スライドガラス(PDF形式 359キロバイト)

» ホールスライド(PDF形式 1,919キロバイト)

» 胚段階mix(PDF形式 100キロバイト)

» houkokusho2019SnPdES(エクセル形式 38キロバイト)

» 2019SnES_appli(エクセル形式 39キロバイト)

» 2019PdES_appli(エクセル形式 39キロバイト)

» 2019SnPdES_manu(PDF形式 459キロバイト)

» 2019_Plank_appli(エクセル形式 40キロバイト)

» 2019_Plank_instru(PDF形式 594キロバイト)

» 2019HpES_manu(PDF形式 490キロバイト)

» houkokusho2019HpES(エクセル形式 38キロバイト)

» houkokusho2019Plank(エクセル形式 37キロバイト)

» 2019TeaCours_appli(エクセル形式 41キロバイト)

» 2019TeaCours_doc(PDF形式 104キロバイト)

» 2019HpES_appli(エクセル形式 39キロバイト)

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