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2021年5月6日更新
お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターでは「”教室に海を”プロジェクト」により、小学校・中学校・高等学校などへ海洋教育のための“生(なま)”の素材を提供しています。今年度はこの教材提供を、日本財団「海と日本PROJECT」の「海を学ぶ」イベントとして行い、 海を自分ごととして捉え、海から離れた地域でも海と一緒に生きていくことへと繋げるための活動に繋げます。 教材を用いて「海を表現する」イベントも開催します。各学校が、自立的・継続的に(そのために必要に応じてパイオニアスクールなど各種助成を利用して)海洋教育を行えるように支援していきます。
時期 | イベント | 提供する教材 | 備考 |
---|---|---|---|
6-7月 | 全国一斉ウニの発生体験2021年夏 | タコノマクラ 未受精卵・精子 動植プランクトン |
オンラインで相談会、途中経過報告会、表現コンテストを開催 |
10-11月 | 全国一斉ウニの発生体験2021年秋 | キタムラサキウニ/アカウニ 未受精卵・精子 動植プランクトン |
オンラインで相談会、途中経過報告会、表現コンテストを開催 |
1-2月 | 全国一斉ウニの発生体験2022年(2021年度)冬 | タコノマクラ 未受精卵・精子 動植プランクトン |
オンラインで相談会、途中経過報告会、表現コンテストを開催 |
11月頃 | 外房捕鯨とのコラボイベント(※) | ||
通年 | 各種教材提供 | プラごみ | 随時受付 |
冷凍雑魚、冷凍海藻 | |||
磯の動物の出張 | |||
冬休み | 冬休みの教員研修会 | 冬のウニ教材のサンプル | 宿泊/オンライン |
※:地元企業「外房捕鯨(がいぼうほげい)」の協力により、ツチクジラに関する教材を開発する予定です。
全国一斉ウニの発生体験イベントとしての提供を行います。発生の実験材料として、成体のウニではなく、卵と精子を送付しますので、経験の無い方でも簡単に実習を行うことができます。 授業以外でのご利用、学校以外の団体や個人からの申込みも提供数の範囲内でしたら受け付けます。
基本的には各発送翌日午前中の配達ですが、東北の一部と四国・中国地方は翌日午後、北海道・九州地方は翌々日の到着になりますのでご注意ください。
教材の使用方法を学ぶための各種研修会もあります。「教員研修」の項目をご参照の上、ご利用ください。
※ 卵の栄養だけで初期プルテウス幼生までは育ちますが、その後も継続して幼生を育てたい場合には餌やりが必要になります。幼生飼育教材である「植物プランクトンと動物プランクトン」 の提供も行いますので、合わせてそちらを申し込んでください(下記、「“生”の素材の活用」の項参照)。
※ 事前研修を冬休みに行います(下記、「教員研修」参照)。各学校・地域への訪問研修も可能です。
「海と日本PROJECT 全国一斉ウニの発生体験 2021年夏」として、6月22日、7月7日に発送を予定しています。申込み締め切りはそれぞれ発送日の1週間前です。
申込受付時にメール返信します。申込から3日以内に受付確認メールが来ない場合はお手数ですがお問い合わせください。問い合わせアドレスはページの下にあります。
6月、7月、それぞれ提供直後にオンラインでの相談会と途中経過報告会を行います。幼生飼育が一段落する頃に6、7月分合同で「海を表現する」コンテスト(オンライン)も開催予定です。イベント概要は告知チラシをご参照ください。オンラインイベントの詳細は参加者(教材を申し込んだ方)には追って連絡いたします。
9月上旬に案内開始予定です。
秋ごろ案内開始予定です。
「教室に海を」の教材提供(冬のバフンウニ)を利用して実際に行われた授業の指導案と授業プリント例を掲載します。ご活用ください。
雑魚(定置網にかかったけれどサイズ等の関係で市場には流通しない魚)を冷凍したもの、海藻(紅藻、緑藻、褐藻、海草)を冷凍したものを送ります。
雑魚(冷凍)に関してはこちらをご利用ください。
説明書,申込書,報告書
海藻(冷凍)に関してはこちらをご利用ください。
説明書,海藻押し葉の作り方, 申込書,報告書
磯の生物の多様性を実際に手に触れながら観察する体験活動を、内陸部の学校の生徒が磯に来る代わりに動物が内陸に赴くという形で実現します。
様々な動物門を一通り網羅する、あるいは特定の動物を紹介したい、など授業内容はカスタマイズ可能です。
送付できる動物の種類や数は季節によって異なりますので、まずはご相談ください。
説明書(実施例),説明書(動物紹介),申込書,報告書
近年、海洋のプラスチックごみによる汚染が問題となっています。この問題を身近に感じられるよう、実際に海岸に漂着したペットボトルやマイクロプラスチックなどのプラごみを教材として提供します。以下の参考サイトのスライド教材と組み合わせるなどして環境教育にお役立てください。
説明書,申込書,報告書
珪藻(植物プランクトン)を培養し、それを餌にウニの幼生(動物プランクトン)を育てます。貸与器具(飼育装置)と消耗品(培地の素や珪藻の種)のセットです。消耗品のみの申込も可能です。
卵や精子を申し込まれる際に一緒に申し込んでください。 用意した器具が無くなり次第終了とさせていただきますのでご了承ください。
説明書,申込書,報告書
海藻類の培養と、それを使ったウニの飼育を行います。
「動物プランクトンと植物プランクトン」の教材利用でウニの変態まで到達し、変態後の稚ウニを引き続いて飼育される場合にご案内します。 こちらの教材のみの提供も可能ですのでお問い合わせください。稚ウニ飼育に関してはまだマニュアル類が整備されていませんので、こちらの教材利用者と共に作り上げていく予定です。
海水をろ過して餌を集めるアサリなどの貝類による海水の浄化、ウニ幼生の遊泳や発生に対する海水汚濁の影響についての実験などを行います。
小学校用DVD(サイエンス&エデュケーションセンター)
コシダカウニの受精と発生(ドキュメンタリーチャンネル)
www.documentary-ch.com/gallery/koshidaka.html
学校の空き教室を期間限定のミュージアムとして活用、身近な水産物をテーマとし、プロジェクションマッピングなど先端的なデジタルコンテンツも取り入れた試みです(サイエンス&エデュケーションセンター)。申込書等はリンク先にあります。
uminomegumiwoitada.wixsite.com/itadakimasu
「教室に海を」で提供するウニなどの教材の使用方法やその応用例を、湾岸生物教育研究センターの教員が全国各地の学校へ出向いて紹介します(費用はこちらで負担します)。海から離れた地域での開催を特に歓迎しますが、それ以外の場所でも可能です。複数の学校合同でも、学校単位でも構いませんので、お申し込みください。
先生方の都合に合わせて湾岸生物教育研究センターにお越しいただいての研修も歓迎します(日帰り、一泊どちらでも)。日程や内容など、相談に応じてアレンジしますのでお問い合わせください。予算の範囲内で旅費なども用意できます。
冬のウニ卵・精子提供事業の事前研修その他の研修会を行います。宿泊研修(一部オンライン研修同時開催)を予定しています。
このページに申込書のダウンロードがあるものは、必要箇所を記入の上、締切日までにメールにてお申し込みください(wangan@cc.ocha.ac.jp)。申込書のないものは、同じメールアドレスにお問い合わせください。ダウンロードしたファイルが開けない場合もご連絡ください。
取組みが終了したら、以下のものを送付してください。
・ 報告書(申込み時に指定のある場合。取り組みの前に内容を確認してください。)
・ 取り組みの様子がわかる教室の写真(授業風景)
・ 学習指導案、配布プリント等
報告書・写真等は、関連のシンポジウムや報告書等で使用させて頂くことがあります。
» Fish_manual(PDF形式 2,026キロバイト)
» Animal_list(PDF形式 1,942キロバイト)
» Active_Learning(PDF形式 502キロバイト)
» 2021_Plank_instru(PDF形式 629キロバイト)
» 20210325_Online-Meeting(PDF形式 1,109キロバイト)
» 2021CjES_manu(PDF形式 481キロバイト)
» 2021_Animals_appli(エクセル形式 30キロバイト)
» 2021_CjES_appli(エクセル形式 27キロバイト)
» 2021_Fish_appli(エクセル形式 30キロバイト)
» 2021_Plank_appli(エクセル形式 31キロバイト)
» 2021_Plastic_appli(エクセル形式 30キロバイト)
» houkokusho_Animals(エクセル形式 27キロバイト)
» houkokusho_CjES(エクセル形式 28キロバイト)
» houkokusho_Fish(エクセル形式 27キロバイト)
» houkokusho_Plank(エクセル形式 29キロバイト)
» houkokusho_Plastic(エクセル形式 27キロバイト)
» houkokusho_Seaweed(エクセル形式 28キロバイト)
» 2021CjES_flyer(PDF形式 288キロバイト)
» 2021_Seaweeds_appli(エクセル形式 30キロバイト)
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