ページの本文です。
2019年12月7日更新
12 月 7 日(土曜日)に第2回学修プログラムを行いました。学修プログラムでは、学修プログラム委員が相談して講演テーマを考え、講師の先生をお招きしてご講演頂いています。前半では講演会、後半では講義で学んだ内容をもとにグループでの話し合いを行ないました。
今年度2回目のテーマは「西洋美術とジェンダー論の入門」で、文教育学部の天野知香先生にお越し頂きました。西洋における身体や女性の描き方について、権力や男性からのまなざしという観点をふまえながら学習することができました。「美術に女性ヌードがあるのは当たり前か?」という問題を主題におき、美術の分野に詳しくない人にも分かりやすい丁寧な説明をして頂きました。また、様々な彫刻や絵画がどのような主題を持ち、そこにはどのような問題が内包されているのかについて詳しく学ぶことができました。
講義の後は、それぞれのグループで話し合いを行いました。天野先生の講演の中で紹介された作品について思ったことを共有し、そこから多角的に議論を発展させて話し合いを進め、内容をスライドにまとめて発表しました。発表ではそれぞれのグループから多種多様な意見が出され、とても興味深い内容となりました。先生からはグループの発表1つ1つにご講評を頂き、さらに考えを深めることが出来ました。
寮生が活発に意見を交わすことが出来る充実した内容でした。次回の学修プログラムも楽しみですね。
(文責: SCC広報)