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イベントレポート「歌舞伎ワークショップinお茶中」

2024年3月26日更新

概要
日にち 2023年9月26日(火)
対象 お茶の水女子大学附属中学校 生徒(3年生)
講師 中村梅乃(歌舞伎俳優)
山﨑徹(歌舞伎附け打ち)
主催 お茶の水女子大学附属中学校
伝統芸能×未来プロジェクト

伝統芸能×未来プロジェクトでは本学附属中学校と共催で、中学3年の全4クラスの生徒を対象にした歌舞伎ワークショップを実施しました。中村梅乃さん(歌舞伎俳優)と山﨑徹さん(歌舞伎附け打ち)に講師をおつとめいただきました。
生徒たちは附属中学校の向田瑞貴先生のご指導のもと「新作歌舞伎を作ろう!」というテーマで事前学習を重ねてきました。それを踏まえて、歌舞伎独特の様々なシチュエーションに応じた演技と、それを際立たせる附け打ちを体験しました。各クラス50分という限られた時間でしたが、第一線でご活躍の講師による迫力ある技芸を見て、体験することで、歌舞伎の表現の面白さと奥深さを実感したようです。

生徒たちから以下のような感想が寄せられました。

  • 本物の演技を見ることができた。距離も近く、肌で演技を感じられた。
  • クラスメイトが体験しているのを見るのも面白かったが、何よりも自分で実際に体験したのが一番印象に残った。歌舞伎の正しい様式を学んだ上で体験したことで、歌舞伎の面白さや楽しさを、身をもって体感できた貴重な経験だった。
  • 全くと言っていいほど興味のなかった歌舞伎について、少し(大げさな動きかた、見得、伝統芸能の未来など)興味を持つことができた。実際に使われるツケで練習できたことがとても良かったと思う。全く歌舞伎が見たことがなかった私でもツケ打ちというものを通して歌舞伎を体で体験することができた。
  • 簡単そうに見えてリズムを合わせたり音を調整したりするのが実は難しいとよくわかった点がよかった。ツケと動きの関係がわかりやすかった。
  • 舞台裏での仕事であるツケ打ちがどのようにされているのかを知れ、また、「ただ叩いているだけでない」ということを知れたことが良かった。

伝統芸能×未来プロジェクトでは今後も附属校園と連携して、伝統芸能の教育実践をおこなってまいります。ワークショップの様子は附属中学校のHPでも紹介しています。

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