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セントメアリーズ大学とのオンライン国際交流イベント実施報告

2020年11月11日更新

本学の海外協定校であるセントメアリーズ大学(米国)で実施された国際教育週間イベントの一つである「国際交流イベント」に、国際教育センターおよびグローバルリーダーシップ研究所共催のもと、本学も参加した。
本国際交流イベントは、セントメアリーズ大学を中心に東アジア諸国の学生と「COVID19が私たちに与えた影響」をテーマに英語で意見交換し、更に、異文化理解を深めることを目的に行われた。尚、本学からの学生は、留学経験者及び留学予定者から希望者を募り、参加意欲のある5名を選抜した。

イベント実施日時:2020年10月24日(土)9:00-10:30
参加大学(計5校)1
セントメアリーズ大学(米国)
梨花女子大学校(韓国)
中国女子学院(中国)
山東女子学院(中国)
お茶の水女子大学(日本)
テーマ
1.新型コロナウイルスが勉学にどのような影響を及ぼしたか
2.新型コロナウイルスがジェンダーの観点からどのような問題をもたらしたのか
3.新型コロナウイルス禍におけるそれぞれの都市での暮らしの変化について
4.このような状況でどのような時に幸せを感じたか
5.伝統的な文化が習慣として身についていることについてどのように思うか。また、その伝統的な文化を個人の日常にもっと取り入れるべきだと思うか。
イベント当日まで
上記テーマに対応できるよう参加学生には、事前に簡単なレクチャーと打ち合わせを8回(9月14日(月)、20日(日)、26日(土)、10月4日(日)、5日(月)、8日(木)、13日(火)、19日(月))実施した。また、事前準備から、担当教員と学生同士のコミュニケーション(会話、SNSによる連絡、メール)は全てを英語で行った。この入念な事前準備のおかげで、学生は、プレゼンテーションの仕方や英語によるディスカッションへの不安を払拭できた。更に、イベント前にセントメアリーズ大学のAlice Yang教員や同校の学生ともオンラインセッションを設けたことは、学生のアイスブレイキングに役立った。
イベント当日2
まず、全体で、各大学の学生たちが用意した大学紹介発表から始まった。その後、テーマ毎にブレイクアウトルームを利用して、本学からは各テーマに一人ずつ参加し意見交換を行った。
全ての学生が自信を持って発表やディスカッションに挑んでいた。
■学生からのコメント 

「コロナ禍において他の国の同じ世代の学生がどのように考え、行動しているのか聞くことができてよかった。 」
「一般的に新型コロナウイルスの状況に対して否定的なことしか聞かないが、今回のディスカッションでは、『家族との時間が増えた』『趣味に没頭できた』『新しいことにも挑戦できた』などポジティブな意見をたくさん聞くことができて、私もこの状況のポジティブな面をみようと思った。」
「普段はタブーとされている韓国や中国と日本の関係について少し立ち入った話もできて、非常に満足した。 」
「今回のようなイベントには今後も参加したいと思っている。今回は時間が足りなくて、話したいことが全て話せなかったことが残念だった。 」

■教員からのコメント 
学生の報告書からは言語に対する障壁はなく、ディスカッションをする時間が足りなかったというコメントがでるほど、どのチームも活発な議論を行なった。このような機会を今後も提供していきたい。

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