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2021年1月12日更新
協定締結を見据えた交流の一環としてオンラインによる英国イーストアングリア大学(UEA)との交流プログラムを実施しました。本企画の目的はUEAで日本語専攻をしている1,2年生向けに本学学生との交流を通じて日本についての理解を深め、親しんでもらうことでした。また、本学学生にとっては英語で日本のことを紹介し、ディスカッションをする機会を創出しました。学生は今年度の長期留学が中止となった学生を中心に募集をかけ、10名の生徒が集まりました。詳細は以下の通りです。
■イベント実施日時:
2020年12月7日(月曜日)18時-19時、
12月11日(金曜日)18時-19時
■参加大学(計2校):
イーストアングリア大学(英国)
お茶の水女子大学(日本)
■イベント当日まで
今回の2回の交流のために5回(11月4日、11月18日、11日20日、12月2日、11月3日)の事前授業を行った。事前授業では、以下の5つの取り組みを行なった。
1. オンラインによる国際交流プログラムへの参加のための心得を学ぶ
2. グループ分けをしてそれぞれのタスクワークを考える
3. 事前授業外でのグループワークの確認及び改善点などを考える
4. UEA学生との非同期型交流/ 日本文化に関するビデオの作成
5. 発表のための練習
■イベント当日
本プログラムでは12月7日(月曜日)に事前に共有したお茶大生制作の日本文化に関するビデオをUEA学生に共有したものについて質疑応答やディスカッションに関して意見交換を行いました。UEA学生からはお茶大生作成のビデオについて多くの質問を投げかけ、お茶大生はそれらに答える様子が伺えました。また、日本の年中行事についてお茶大生から追加の説明があり、活発な活動ができました。
12月11日(金曜日)には、お茶大生が「女性の権利」及び「持続可能な生活様式」について学生の視点でプレゼンテーションを作成し、発表をしました。「女性の権利」班は、日本社会が抱える課題について説明し、UEAの学生からの指摘があったり、英国の状況について情報共有がされました。また、「持続可能な生活様式」班は資源に関する発表が多くあり、日本において今年から有料化したビニール袋のことについて話し合われ、UEA学生からは一定の評価があったものの日本の過剰包装についても議論され、活発な意見交換が行われました。
学生からはこのような機会を今後も持ちたいという発言から、今後も様々な協定校とのオンライン国際交流イベントを企画する予定です。