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2023年6月24日更新
6月24日(土曜日)に第1回学修プログラムがSCCラウンジにて対面で開催されました。今回のテーマは「ピアニズムの発展〜ピアノ・ピアニスト・ピアニズム〜」です。講演は本学文教育学部芸術・表現行動学科音楽表現コース教授の小坂圭太先生に行っていただきました。
講演では、「ピアニズム」とは作曲・演奏技法といったピアノの技術を表す言葉であるということ、これまでとこれからのピアニズムについてお話しいただきました。ピアノの演奏の仕方の流派については、実際にキーボードを用いて、手と鍵盤の角度を再現しながら丁寧にご説明くださいました。
講演後は、ハウスごとにグループワークを行いました。「芸術には進歩という観念が当てはまらないのはなぜか」、「再現芸術に時代の本流となる読み筋が存在するか」など、小坂先生にご提案いただいた6つのテーマから1つを選んでディスカッションし、話し合った内容をもとに作成したパワーポイントを用いて発表を行いました。
「芸術」という大きなテーマの中で、自分の専攻や趣味と結びつけて考えることで、芸術をより身近なものとして捉えることができ、さらに学びを深められました。
今回は、どのグループもハウスメンバーで活発に話し合い、協力して発表資料を作成することができました。普段の授業とは異なり、コミュニケーションを楽しみながら学ぶことができるのはとても新鮮で、貴重な機会となりました。
(文責:SCC広報チーム)