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第1回学修プログラムを行いました。

2022年6月25日更新

第1回学修プログラムを行いました。

6月25日(土曜日)に第1回学修プログラムが開催されました。昨年度と同様、ZOOMを用いたオンライン形式での実施となりました。今回のテーマは「生活時間データから考える将来」です。このテーマは事前に寮生に興味のある学問のアンケートを行い、それを元に決定されました。ご講演は生活科学部人間生活学科の斎藤悦子先生に行っていただきました。ご講演では生活経済学・生活経営学に基づいて単身世帯、共働き夫婦のみ世帯、共働き夫婦と子どもの世帯、専業主婦世帯の4つのパターンから生活時間の量、特に家事労働時間に着目して比較しました。平日の家事労働時間が最も多いのは専業主婦世帯の妻ですが、妻が働いている場合の夫の家事労働時間は、妻が専業主婦である場合とほとんど変わりがないということに驚きました。このようなご講演内容を通して、有償労働と無償労働のそれぞれの価値や男女の差について改めて考えるきっかけを得ることができました。
学プロ①

ご講演後はハウスごとにブレイクアウトルームで話し合いが行われました。話し合いでは「現在の自分から将来の自分へ」というテーマに基づき、どのような働き方をしたいか?自分にとっての家事労働とは?自分自身の価値をどのように認識し、世帯への貢献を何であると認識するか?という問いについて議論しました。将来のライフプラン、ライフスタイルを具体的に考えたハウスもあれば、「世帯への貢献」という言葉について深く議論を交わしたハウスも見受けられました。
学プロ①

学修プログラムはSCCならではの行事で、毎回身近な生活に関わる疑問やSCC寮生の興味関心に基づいた講演を学内の著名な先生方から受けることができます。大学の講義や授業とはまた違った視点から物事を考えることができ、一つのテーマについて自分達で興味を持って学ぶ楽しさや、グループのメンバーと交流しながら学ぶ喜びを味わえるのが魅力です。この様な貴重な機会を一回一回大切にすることで、寮生は日々新たな成長を遂げています。

(文責:SCC広報委員会)

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