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【トークイベント】マンガとアニメが歌舞伎になるまで――歌舞伎とマンガIII――

2025年12月11日更新

マンガ・アニメ・ゲームを原作にした「2,5次元舞台」は2010年代から上演数が急増し、今や日本演劇で一ジャンルを確立しました。歌舞伎においても2015年のスーパー歌舞伎II『ワンピース』の大ヒット以降それらとの接近が顕著となり、『NARUTO―ナルト―』『刀剣乱舞』等、相次いで上演されています。これらが新たな客層の呼び水になっている一方で古典作品の上演数は減りつつあり、歌舞伎は現在過渡期にあるといえます。映画『国宝』が話題をよんでいる今こそ、歌舞伎の創造と伝承、そして未来を考えたいと思います。
新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』(脚本)と『流白浪燦星(ルパン三世)』(脚本・演出)を手がけ、『歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン』(脚本・演出)とスーパー歌舞伎『もののけ姫』(脚本)を予定されている戸部和久さんを講師にお迎えし、様々なお話をうかがいます。
2020年にはじまった「歌舞伎とマンガ」シリーズの第三弾となります。どうぞふるってご参加ください。

【概要】
講 師 戸部和久(脚本家、演出家)
聞き手 埋忠美沙(本学准教授)
日 時 2026年1月9日(金) 16:45~18:15
会 場 国際交流留学生プラザ多目的ホール
対 象

お茶の水女子大学 学生、教職員、附属校生徒、桜蔭会会員

申込締切 1月8日(木)18:00

下記のURLもしくはQRコードよりお申し込みください(Googleフォーム)。

https://forms.gle/QLptFahuahHi5MXbA

QRコード
主 催

「伝統芸能×未来」プロジェクト

お問い合せ

dentogeino@cc.ocha.ac.jp

担当 埋忠美沙(コンピテンシー育成開発研究所 准教授)

ゲストプロフィール

戸部 和久〈とべ かずひさ〉
戸部 和久

戸部 和久 (とべ かずひさ)

脚本家・演出家  1984年東京都生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業後、松竹株式会社に入社。歌舞伎を中心に脚本・演出・作詞を手がけ、古典と現代を融合した新作で注目を集める。
代表作に『東海道中膝栗毛』シリーズ、『風の谷のナウシカ』(第48回大谷竹次郎賞受賞)、『幻想神空海』など。
ラスベガス公演『鯉つかみ』やスケート歌舞伎「氷艶『破沙羅』」、史上初のオンライン歌舞伎『図夢歌舞伎忠臣蔵』を企画。活動は歌舞伎にとどまらず、OSK日本歌劇団レビューやミュージカル『ツクヨミ~the moon~』『へぼ侍』など幅広い分野に及ぶ。
2025年にはクラブカルチャーと伝統芸能を融合した『ZIPANGU the Party!!』を演出。最新作は京都・南座で開幕した新作歌舞伎『流白浪燦星(ルパン三世)』で、片岡愛之助主演の話題作として注目を集めている。

チラシ

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