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2022年3月3日更新
3月3日(木曜日)、令和3年度SCC修了式を行いました。新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンラインでの実施となりましたが、参加者の顔はみな穏やかで、思い思いにSCCでの生活を振り返っているようでした。
式典の初めに、新井副学長より祝いのお言葉をいただきました。2年生が執筆した卒寮文集にも目を通してくださり、私たちの生活が実りあるものだったことを喜んでくださいました。その後、2年生18名とRA(レジデント・アシスタント)4名の計22名に修了証書が授与されました。その後、改めて新井副学長より式辞を頂戴しました。
続いて1年生を代表し、来年度の寮長から卒寮生へ祝辞が贈られました。卒寮生への感謝に始まり、思い出や来年度の抱負など、温かい言葉にあふれていました。私も卒寮生の一人として、来年度の寮を担う1年生たちを頼もしく感じました。
その後、今年度の寮長より挨拶がありました。私たちが入寮した一昨年の春は、新型コロナウイルスの影響でなかなか1年生がそろわず、ようやく皆がそろったのは秋頃でした。コロナ禍にあってもSCCの共同生活は濃く、充実したものでした。そんなSCCでの生活を振り返るうちに、寮長は思わず涙をうかべ、言葉を詰まらせながら感謝を述べていました。その姿に、もらい泣きしてしまう卒寮生もいました。
最後に、RAから挨拶がありました。RAとは2年間寮生としてSCCに在寮したのち、SCCを支えるために更に1年間在寮して、縁の下の力持ちとして私たち1・2年生の寮生を支えてくださったレジデント・アシスタントのことで、私たち寮生をさまざまな場面で助けてくださいました。新型コロナウイルスの蔓延により、これまでとは違った生活様式を求められ、苦労も多かったと思いますが、そのような中でも私たちが安全に、楽しく暮らせるよう尽力してくださいました。心から感謝しています。
SCCは「共に住まい、共に成長する」場所として、設立から今年度で11年目を迎えました。その間、寮生たちの大切な生活の場であり、寮生たちの交流や成長を見守ってきました。私自身もSCCでの暮らしを通して多くのことを学びました。例えば、相手の価値観を受け入れる姿勢や、話し合って意見をすり合わせる努力など、これからの生活に役立つものばかりです。SCCで学んだことを今後も活かしていきたいと思います。これからもSCCが楽しく充実した生活の場であり続けることを願っています。
(文責 SCC広報委員会)