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バリャドリッド大学(スペイン)より 2019年12月

2020年6月4日更新

大学生活について

 昨年12月半ばまで、主に語学学校に通っていました。10人から20人程度の楽しいクラスで、授業中はみんなが生き生きと発言します。先生が初めに「質問の仕方」を教えてくださったので、わからないことをわからないと言うことに気負いがなくなりました。語学は毎日やれば確実に伸びる、ということを痛感します。語学の授業に加えて文化の授業があり、語学クラスと緩く連動しつつスペインの基礎的な地理情報から語学、挨拶、季節の風習、政治、食べ物に関してなど、想像以上に多彩な「スペイン文化」の実態を地元出身の先生から直接聞くことができました。

生活面について

 スペイン出身の女の子2人、フランス出身の女の子1人と私の4人でフラットシェアをしています。家の中では英語とスペイン語が飛び交います。日々生活しているだけで異文化交流です。語学学校で知り合った友人とバルに行くこともあります。スペインでは夕食は夜10時ごろに摂るのが一般的で、午後8時にならないと「食事」と呼べる食べ物は店では食べられません。バルはおじいちゃんおばあちゃんから赤ちゃんまでみんなが集まって歓談し美味しいものを食べる場所で、金曜日や土曜日の夜などは明け方近くまで楽しげな宴会が続きます。自分で作るより安く済むし、何より本当に美味しいものしかなくて、食べるのが好きな人にとってはここは最高の土地だと思います。いわゆる「スペイン人」のイメージとは異なり、街の人は必ずしも明るい人ばかりなわけではないですが、大概の人はとても親切です。気候も「スペイン」のイメージに反して、大陸の内陸部であることを思い知る冷え込みです。ZARAなどの衣料品店はたくさんあり、防寒には困りません。

滞在国のプチ情報

  来た当初は生活時間が日本と異なることに感動を覚えました。朝の始業は9時ごろで同様ですが、14時までが「午前中」です。14時からは約2時間の「シエスタ」(ゆっくり昼食を食べ、短い睡眠をとったりして休憩する時間。飲食店以外の店はほとんど閉まる。逆に飲食店は16時から18時ごろまで閉まることがある)があり、16時ごろからまた営業時間が始まって、20時ごろに終業し、22時ごろから夕飯です。夏はサマータイムにも関わらず20時すぎまで空が明るく、なんとなく心に余裕が出ます。また、朝食と昼食と夕食の間に一回ずつ軽食の時間があり、一日5回食事を摂ると言われています(実際にそうでした)。その一つ一つの食事に異なる動詞があることも、いかにこの地の文化が食事を重視しているかの表れであるような気がします。ちなみに、昼食を食べることを意味するcomer(コメール)が一般的に単純な「食べる」を意味する動詞として使われることからも分かるように、1日のうちで一番重要(豪勢)な食事は昼食です。

クリスマス・お正月の過ごし方

クリスマスも年越しも家族・親戚が集まって過ごす場合が多いようです。街の中心のマヨール広場などでは期間限定の屋台や移動遊園地が出て、イエスが三賢人に祝福を受けた馬小屋が木造の彫刻で再現されます。クリスマスにはトゥロンと呼ばれるアーモンドと砂糖のお菓子や、ポルボロンという手で握り潰して食べる粉菓子を食します。年末は、年越しの12時の鐘の音とともに、願い事をしながら12粒のぶどうの実を食べる慣習があります。年が明けると1月6 日に「東方三博士の日」があります。スペインの子どもたちはこの6日の朝、その三賢人が贈り物を持ってイエスを祝福した物語にあやかって、プレゼントをもらいます。本来それがスペインの伝統ですが、今はグローバル化が進み、12月25日と両日プレゼントを貰える子どもが多いそうです。また、その6日の週からはRebajasと呼ばれる大安売り期間が始まります。町中の店という店が30-60%の割引を行うので、欲しいものの目星を予めつけておき、この期間にゲットするのが賢い買い物です。

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