ページの本文です。
2025年1月23日更新
UCLanでは、留学生は1セメスターに月3つの授業を取ります。1つの授業がLectureとSeminarに分かれており、合計で3時間です。3時間授業を受け続けるのには慣れておらず、英語だということもあって集中力を保つのには苦労しますが、授業数はお茶大にいた頃よりずっと少ないです。そのため学習時間の多くは予習に充てています。私は文学を専攻しており、授業で扱う作品を毎回英語で読むのに加えて、授業についていくために授業内容の予習も必要なので、読み物が非常に多いです。さらに予習をしても理解できないということも多々あるため、隣の学生に尋ねたり授業を録音して聞き返したりするなどして対策をしています。英語力に関しては、授業を受けていればリーディングとリスニングは自然に伸びていくと感じますが、ライティングやスピーキングは日常生活の中で実践する機会を作る意識を持つ必要があると思っています。たまにUCLanで日本語を専攻している学生の授業に招待されて日本語を教えることもあり、日本に興味を持ってくれていることを嬉しく思います。勉学は大変ですが、英語をサポートしてくれる友人や同じ授業を受けるクラスメイトに恵まれて楽しく学ぶことができています。留学生活はまだしばらく続くので、残りの時間を充実したものにできるよう頑張ります。
私は大学が所有する学生寮で生活しています。フラットの人数は6人(うち私含め3人が日本人留学生)で、キッチンとバス、トイレが共用です。申請の際にジェンダーをシングルかミックスかで選べたので、私はシングルを選択して女性のみのフラットで暮らしています。図書館が24時間開いているので、授業がある日は授業を受けて、ない日は図書館で予習をしたり友人と話したりしています。自分の性格的に予定がないとすぐ部屋にこもってしまうので、次のセメスターでは外出する時間を増やしたいです。自由時間には友人と地元の聖歌隊の練習に参加し、そのご縁でコンサートにも参加させていただきました。教会で歌うという貴重な体験をさせていただけて、ミサ曲を歌うのがとても楽しかったです。イギリスは基本的に物価が高いのですが、スーパーで買う食材、特に野菜や果物、乳製品は安くておいしいです。自炊をすれば食費はかなり抑えられると思います。日本食は割高ですがアジアンスーパーやオンラインで買うことができるので、たまに友人と集まって日本食を作って披露しています。水に関しては、私の住んでいるプレストンという街では軟水が出るので、そこまで違和感はありません。天気は基本的に曇りか雨で、もちろん晴れることもありますが長く続かないことが多いです。さらにプレストンはイングランド北部にあるので、日の出は7時過ぎ、日の入りは3時過ぎと日照時間もとても短いです。
・イギリスは街ごとに方言があり、イギリス英語の中でも発音がそれぞれ微妙に異なります。方言の強い地域出身の人の英語はとても聞き取りづらいです。
・イギリス人はすれ違う知らない相手に対しても挨拶をよくします。特にCheers (Thank youの意)とSorryを多用します。また困っている人を率先して助けようとする意識があるようで、私自身も見知らぬ人に何度も助けられました。相手を気にかける、人との距離が近いこのような文化にはあたたかい気持ちになります。
・せっかちなのか信号を守っている人を見たことがありません。
・お酒が好きな人が多く、遊びに誘われると大体お酒を飲むことになります。
2週間ほどかけてイギリス・ドイツ・オーストリア・チェコとヨーロッパ各国のクリスマスマーケットを訪問しました。その国や街によってマーケットやイルミネーションに特色があり、現地の人々とも交流することができてとても充実したホリデー期間になりました。屋台で売っているオーナメントや雑貨を見て周るのも素敵ですし、ご飯やホットワインなどの温かい飲み物もとても美味しくておすすめです。ちなみに、クリスマス当日の12/24、25にはヨーロッパのお店や交通機関は閉まっている/動いていないことが多いので、旅行をする際には気を付けてください。私は動いている電車で観光場所を移動する日にしました。ホリデー中は帰省期間のため、寮内には留学生しかいませんでした。年越しの瞬間には花火がたくさん上がるのを見ながら友人たちとカウントダウンをして、日本食を食べて過ごしました。セメスター終わりに課されるエッセイを提出しなければいけなかったので、1月の初旬は出かけずに作業していました。