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ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)より 2025年1月

2025年1月15日更新

  1. 大学生活について

あらかじめとる授業の数は定められており、最初の学期では3つの授業を履修しました。それぞれがレクチャーとチュートリアルに分かれていて、1週間で12時間程度授業に参加していました。授業によっては学期内に2回のフィールドワークが含まれているなど、さまざまなスタイルで学ぶことができました。各授業から一学期におよそ3つの課題が出されましたが、提出の約2-4週間前から授業中に先生と一対一で自分の課題について説明してアドバイスをもらう時間があり、計画的に進めることができました。
そして大学の規模が大きく留学生も多いことから留学生向けのサポートも充実しており、留学生のためのイベントやコミュニティ作りのサポートが学期を通して行われていて、授業や課題の合間にいろいろなことにチャレンジすることができます。今学期は試験のある科目を履修していなかったこともあり、学期末も留学生向けの交流会や寮のイベントに参加できる程度の忙しさでした。

2. 生活面について

大学のキャンパス内にある留学生向けの寮(個室タイプ/バストイレ共有/食事付き)に滞在しており、洗濯機・乾燥機も備え付けのものがあるので基本的に寮内で生活を完結させることができます。私にとって寮は、食堂でのコミュニケーションが元で友人ができたり、寮のイベントで互いの国の文化を共有したりと、利便性だけでないさまざまな関わりが得られる貴重な場となっています。
また服装に関しては紫外線対策・体温調節のしやすい衣服が必須です。現地でも入手できますが、濃い色のレンズのサングラスや帽子は着いてすぐから着用しており、特に夏や海辺は非常に日差しが強く眩しいので前述の2点は常に携帯しています。私がオーストラリアに着いた8月末は冬の終わりで想定より気温が下がることもあったので、厚手の上着を買い足しました。その後もシドニーは湿度が東京よりも低く日陰は涼しいほか真夏でも20度程度の気温になることがあるので、紫外線対策の意味も込めて上着を着用していることが多いです。

3. 滞在国のプチ情報

移民が多く多民族国家なことは有名ですが、実際にアジア系の人も多く見た目から疎外感を感じることは特にありませんでした。キャンパス内・街中共に英語でない言語が頻繁に耳に入るほか、地元のスーパー・レストランでもさまざまな地域の食べ物が扱われています。
また、国土が広大なため、シドニーからメルボルン・ブリズベンなどの隣の都市圏に移動するのにも空路が基本となります。そのため休暇中の旅行の計画は数ヶ月前から立てることが必要となり、特に帰省してしまうことの多い現地の学生と、もしくは複数人で旅行に行きたい場合は早くから予定を合わせることが重要になります。

4. クリスマス・年末年始の過ごし方

長期休み中も帰国はせず寮に滞在していたので、基本的にこちらに残っている友達と出かけていました。
クリスマスイブはランチ&ギフトを買いにシティに出かけ、帰宅後は寮でクッキー作りとパーティーをしました。友人と赤や緑の服を着てプレゼント交換会などをしながら0時を待ち、日付が変わった瞬間にMerry Christmas!!と祝ったのは、日本でのクリスマスとは違った雰囲気で非常に楽しかったです。クリスマス当日の昼はいつもより豪華な寮のランチとクイズで盛り上がり、夜は教会にライトアップを見に行きました。昼間のクリスマスマーケットよりも混雑していましたが、大きなツリーや教会の壁全面を使ったプロジェクションマッピングを背景にたくさん写真を撮ることができ、素敵な思い出になりました。
そして年末はシティのカウントダウンイベントに参加しました。友人と協力して場所取りをして、ハーバーブリッジのライトアップと花火を楽しみ、クリスマスの時同様に0時ちょうどにHappy New Year!!と皆で声を上げて祝いました。クリスマスから年末にかけて営業時間を変更しているお店も多いものの、元日からは概ね通常通りの生活に戻り、三が日の間も海に行ったり映画を見に行ったりしていました。お正月を過ぎても街の至る所にクリスマスの飾りやツリーが置いてあり、気候の違いと合わせて日本と異なる年末年始を過ごすことができました。

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