ページの本文です。
2025年1月27日更新
<授業について>私は秋学期では自身の学科である開発学のコースから3つのモジュールを履修していました。講義形式のレクチャーとディスカッション等双方向のセミナーの2種類からモジュールは成り立ち、週に2時間の授業を4回ほど受講していました。授業前に課されるリーディング課題とディスカッションには苦労しましたが、授業内容はレコーディングがmoodleのような場にアップロードされるため幸い授業においていかれるようなことはありませんでした。何より、開発学が学びたくて留学、そしてこの大学を選択したため、授業内容やリソース、セミナーが充実していることに大変満足しています。また様々なバックグラウンドを持つ世界各国からの友人と共に授業を受けられることも貴重な経験だと感じています。<課外活動など>こちらでは日本のサークルのようなSocietyというものに所属していて、平日の放課後や土日はそうした活動に参加しています。散歩サークルではNorfolk地方の様々なウォーキングコースを15kmほど散歩します。誰かと一対一で話しながら歩くことになるため、英語の練習にもなり、友人も多く作りました。また音楽サークルではフルートグループとコンサートバンドで週に2回ほど練習しています。そしてUEAの生徒と教職員、地元の人たちから成るUEA合唱団にもオーディションを受けて入りました。地元の人とお話しする機会をいただけるのも嬉しく、また先日Norwich大聖堂で行ったクリスマスキャロルコンサートは夢のようで一生の思い出になりました。そのほかにも大学がイギリスの文化を知るイベントや料理やスポーツ、工作など様々なイベントを開催してくれていて友達作りに苦労することはないかと思います。また大学の主催するパーティにフラットの友人や留学生仲間と行き、遅くまで歌い踊るのも楽しい時間です。
<生活全般について>日本では実家暮らしだったため、初めての一人暮らしを異国で始めることとなりましたが、性に合っていたようで、とても楽しんでいます。フラットメンバーとのトラブルやホームシックといった問題も幸いなく、日本の食材や調味料の多くがアジアンスーパーで手に入るため、自炊を楽しむようになりました。強いて言えば、毎日カーテンを引いても薄曇りで、長らく陽の光を浴びることができず、また晴れても午後15時には日が暮れ始めるのでビタミンDが不足しないように気をつけています。UEAのキャンパスは自然が豊富で、大きな湖や綺麗な星空が楽しめる点が気に入っています。<金銭面について>物価高と円安でかなり厳しいですが、業務スーパーさんに頂いている奨学金に頼りながら、自炊を中心に節約をして生活しています。Norwichは都会ではないため遊びにお金がかかることも少なく、ヨーロッパ各国への旅行も楽しむつもりです。
都市伝説のようなものだと思っていたイギリス人のお皿洗いをフラットメイトが実践していて驚きました。「シンクにお湯と洗剤をたっぷり入れて泡立たせる→汚れた食器を入れ、ブラシやスポンジでこする→泡だらけのまま水切りかごに入れる→乾いた布巾でふき取る」というものです。フラットメイトがこの方法をしていてかなり衝撃的でした。また、パブ文化も生活に根付いていてちょっとした空き時間や放課後に友人とビールを片手に語らう時間がとても好きです。
クリスマスの少し前にはロンドンに2泊3日の旅行に行きました。街中がイルミネーションやクリスマスマーケットで魔法にかけられたように輝いていました。マーケットでのグルメやミュージカルを楽しみました。クリスマス当日はNorwichで友人たちと食べ物を持ち寄ったり、ケーキを焼いたりとクリスマスパーティをして過ごしました。また年越しはNorwichの地元パブで友人と過ごしました。どちらもささやかですが、温かな良い時間になりました。