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株式会社モリサワとの発表資料作成講座を開催しました

2024年10月24日更新

伝わる発表資料の作成講座開催報告
-株式会社モリサワ×OCHA-SDGs学生委員会-  


SDGs推進研究所OCHA-SDGs学生委員会は、10月16日(水)、23(水)に株式会社モリサワ と協働し、伝わる発表資料の作成講座を開催いたしました。

【対象】 本学学生・教職員(対面)、教育機関に所属する一般の方(Zoom)
【講師】 株式会社モリサワ 橋爪 明代 氏 (第1回) | 株式会社モリサワ 縄田 萌 氏 (第2回)
【会場】 大学本館3階306室およびZoom(※モリサワ社提供)
【日時】
 第1回 10月16日(水)13:00〜14:30
 「ユニバーサルデザイン×フォント UDフォントって知っていますか。」
 ・ ユニバーサルデザイン、UDフォントとは
 ・ 資料作成のポイント説明
 ・ スライド作成ワーク
 ・ 講評
 第2回 10月23日(水)13:00〜14:30
 「スッキリはっきり伝わる!-『フォントで魅せる』 -私の資料作成講座」
 ・ フォントとは?
 ・ フォントの作られ方
 ・ フォントの種類・要素
 ・ フォントを選ぶワーク
【参加費】 無料
【主催】 株式会社モリサワ・OCHA-SDGs学生委員会

※一般参加者向け特設ページ: https://fontswitch.jp/ochanomizu_morisawa_1016 (FONT SWITCH PROJECT)

<開催報告>

第1回では、普段何気なく見ている文字も、ディスレクシアや弱視など読み書きに困難さを抱える方にとっては読みにくさやわかりにくさを感じる場合があると知り、誰にでも読みやすい文章を作成する配慮ができるようになりたいと思いました。資料作成のポイントとして、伝えたい情報の優先順位をつけること、フォントサイズの違いで強弱をつけること、フォントは影や角度をつけずそのまま使うこと、適切な行間をとることの大切さを学びました。色を使わなくても、フォントの使い方を工夫するだけで、ひと目で情報が伝わる資料を作ることができると分かりました。今回の講座を通じて、情報を自分が「伝える」のではなく、人に「伝わる」よう意識する視点を得ることができました。

第2回では、 普段私たちが意識せずに使っているフォントが、多くの工程により作られていることを知りました。一文字一文字のバランスを整えるだけではなく、熟語にしたとき、文章にしたときにも読みやすく見えるように細かな調整を行い、読みやすさを徹底的に追及しているということが分かりました。また、フォントから受けるイメージにもフォントのそれぞれの要素による特徴が表れており、それを知ってからイメージにあったフォントが選びやすくなり、より相手に自分の意図や思いを的確に伝えることができるのだということを学びました。

会場では各回30名ほどの本学学生・教職員にご参加いただき、盛況のうちに閉会しました。ZOOMで視聴していただいた皆様も、ありがとうございました。

  • 第1回講師の橋爪氏②(第1回講師 橋爪明代氏)
  • 第2回講師の縄田氏(第2回講師 縄田萌氏)
  • 進行に入るOCHA-SDGs学生委員長(学生委員長)
  • 受付をする学生委員(学生委員※旧ESD班)
  • 会場の様子(会場の様子)

株式会社モリサワは、デジタルフォントの開発・販売を行う国内有数のフォントメーカーです。「文字を通じて社会に貢献する」を社是に「持続可能な社会のためのビジョン」を策定し、企業市民の一員としてSDGsに取り組んでいます。

今後もOCHA-SDGs学生委員会が様々な企業、教育機関の皆様と対話を重ね、誰一人取り残さない社会づくりを目指し活動できることを願っています。

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