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2024年9月25日更新
2024年9月24日、SDGs推進研究所は本学国際交流留学生プラザにて、台北医学大学 との国際カンファレンス("Sustainable Healthy Diets to Save the World")を開催しました。
【日時】 9月24日(火曜日)9時~11時40分 (ポスター発表: 9時~12時)
【対象】 一般の方および本学学生・教職員
【会場】 国際交流留学生プラザ2階 多目的ホール (ポスター発表: コモンズ)
【言語】 英語・日本語 (通訳なし)
【講演者】
・謝 榮鴻 教授 (Ph.D.)- 台北医学大学 栄養学院院長
「農業廃棄物からミトコンドリアの調節と健康促進機能への応用」
・楊 素卿 教授 (Ph.D.)- 台北医学大学栄養学院副院長
「持続可能な食事のための新しい機能性成分:発酵米ぬかのAIMS」
・森光 康次郎 教授 (Ph.D.) - 本学生活科学部食物栄養学科
「ワサビやダイコンなど日本の伝統野菜に含まれる生理活性イソチオシアネート」
・佐藤 寛華 さん - 本学大学院ライフサイエンス専攻 食品栄養科学領域 博士後期課程2年
「2024年台湾花蓮地震における避難所運営の調査ー日本の改善に向けて」
【進行】
・陳 玉華 教授 (Ph.D.) - 台北医学大学
・須藤 紀子 教授 (Ph.D.) - 本学生活科学部食物栄養学科
【司会】
・和久 健司特任准教授 - 本学SDGs推進研究所
提携校である台北医学大学から先生方14名を招聘し、 謝 榮鴻先生(栄養学院院長) 、楊 素卿先生(栄養学院副院長)のご講演を中心に「持続可能で健康な食」について知見を交換しました。
本学からは、森光 康次郎先生(生活科学部食物栄養学科)と佐藤 寛華さん(ライフサイエンス専攻博士後期2年)に研究内容をご発表いただきました。
49名もの方々にご参加いただき、各発表のあとには活発な質疑応答が行われました。
また、同じく国際交流留学生プラザ2階のコモンズでは、4つのポスター発表を掲示し、台北医学大学の先生方からもコメントをいただきました。ポスター発表の題目と発表者は次のとおりです。
【ポスター発表】
・「NCCに着目した肥満と高血圧の関連及びメカニズムの検討」
- 近藤千陽、渡邉文乃、竹村唯、飯田薫子教授、下澤達雄教授(国際医療福祉大学)
・「栄養学の学習経験のある飲食店経営者の地球環境と健康に対する態度・取組」
- 西田依小里、赤松利恵教授
・「食に関する主観的QOLに対する飲酒状況と共食頻度の関連」
- 金島春香、赤松利恵教授
・「フードドライブ実施における産学・附属学校園連携の成果に関する検証」
- 土井泉璃(OCHA-SDGs学生委員会 委員長)
カンファレンス後には台北医学の先生方と本学教職員とで昼食会を行い、和やかな雰囲気のなかそれぞれの研究分野や、両国の食文化等について話し合いました。
本研究所と台北医学大学栄養学部は、2022年より(※)、持続可能な開発目標に関する連携推進を行っておりますが、今年度も同カンファレンスを主催することで、両大学のパートナーシップをより強められたと考えております。
(台北医学大学の先生方、参加者の皆さんと)
(※)2018年には、本学と台北医学大学の間で国際交流協定が締結されています。(ページはこちら)
・2022年度に本研究所が開催した共同セミナーについては、こちらの記事をご覧ください。
台北医科大学とのSDGs連携協定の締結と、国際共同セミナーを開催しました | お茶の水女子大学 (ocha.ac.jp)
・2023年度に台北医学大学で開催されたシンポジウムについては、こちらの記事をご覧ください。
台北医学大学との国際シンポジウム参加報告 | お茶の水女子大学 (ocha.ac.jp)