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2024年9月12日更新
8月8日と9月11日にセカンドハーベスト・ジャパンの倉庫を見学してきました。
(文責:OCHA-SDGs学生委員会)
2022年度から本学と各附属学校園で開催しているフードドライブで集められた食品は、NPO法人セカンドハーベスト・ジャパンを通して必要な方々に届けられています。
今回は、支援を必要とする方に食品を直接受け渡す拠点であるパントリー及び、寄付された食品の保管・行政や企業からの依頼を受けての出荷を行う倉庫を案内していただきました。
パントリーでは、陳列された食品を利用者が必要に応じて選択でき、利用することに負い目を感じない開放的な雰囲気を大切にしていることを教えていただきました。利用できる期間・回数には制限を設けており、一時的な食の支援を通して生活全般の自立を促す立場であることを知りました。
今回の見学で、食料支援を必要とする方々の存在を現実のものとして実感しました。フードドライブを実施するにあたり、「余っているものがあるか」という視点に留まらず、受け取る方の姿や状況に対する想像力を働かせて「何を届けたいか」を考えていくことが重要であると感じ、「おすそ分け」のコンセプトを再認識する機会となりました。