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2026年3月4日更新
9月の初めに留学生全体へ向けたオリエンテーションが開催されました。私はメンターをしてくれている現地学生とその子が担当している別の留学生と参加しました。そこでは、先生方からの大学についての紹介や本大学に留学をされていた先輩からのお話を聴くことが出来ました。他にも軽食をつまみながらの懇談の時間や、街の中心地などを案内していただく現地ツアーもありました。その約1週間後に学部のオリエンテーションがあり、授業も開始されていくという流れでした。私は秋学期には外国人向けのスペイン語コースのみを受講し、通常の授業は取りませんでした。本大学は何種類かスペイン語コースがあるのですが、私が受講したコースは毎日昼過ぎまで授業があり、スペイン語とスペインの文化を同時に学ぶカリキュラムとなっていました。A1からB2までのレベルごとにクラス分けされ、少人数の中で丁寧に教えていただけて良かったです。このコースにはスペイン語での舞台鑑賞や先生にガイドをしていただきながらの美術館見学など、無料で参加できるアクティビティもありました。また、セゴビアなどの近隣の都市へ行き、歴史やその土地独自の文化を学ぶ機会もありました。この小旅行では先生が一人同伴し、ガイドをしてくださりました。大聖堂やお城などの歴史的な建築物を先生の説明を聴きながら鑑賞することができて、とても有意義な時間を過ごすことができました。さらに、現地の人向けの日本語の授業にお邪魔させていただいたり、互いに母国語を教えあうプログラムにも参加させていただいています。スペイン語をあまり話さない留学生にとっては、現地学生と友達になることは少し難しい場合もあるようですが、私はこれらの機会が提供されていたおかげで日本語を勉強しているスペイン人の方々と交流を持つことができました。
私は寮ではなくシェアハウスに住んでおり、快適に暮らすことが出来ています。私と同じようにシェアハウスに住んでいる留学生は多く、寮に住んでいる留学生の方が少ないと思われます。寮には大学が運営しているものと民間企業が運営しているものがあるようですが、クリスマスや年末年始の期間には寮が閉鎖されるため、別の場所に滞在しなければいけなくなったりと少し不便さがあるようでした。また、スペインは文化的に昼食と夕食をとる時間が遅く、寮でも午後2時頃に昼食が、午後9時頃に夕食が提供されるそうです。シェアハウスではそのような縛りはありませんが、フラットメイトとのトラブルが発生することもあり、最終的に住居を変える人もいるそうです。さらに、ほとんどのレストラン以外のお店は日曜日や祝日に営業していなかったり、シエスタの時間にはスーパー以外のお店が閉まってしまったりということがあるので最初は少し不便に感じましたが、生活していくうちに慣れていきました。外食をすると日本の3倍くらいお金がかかってしまうので、友達と会う時以外は基本的に自炊をしています。
バリャドリッドは首都マドリードからバスで2時間半ほどの場所に位置する県で、観光地ではないため地元の人はあまり英語を話しませんが、落ち着いていて暮らしやすい街だと思います。大航海時代に活躍したコロンブスはバリャドリッドで生涯を終えたらしく、また、『ドン・キホーテ』の作者であるセルバンテスも数年間バリャドリッドに住んでいたらしく、彼らについての博物館があります。
クリスマスと年末年始の期間はヨーロッパ旅行をしました。2週間程をかけて6カ国8都市を周り、ヨーロッパを十分に満喫することが出来ました。ベトナムから来ていた留学生の子と二人で行き、交通手段やホテルの予約は少し大変でしたが、クリスマス時期のヨーロッパの街を観光することができてとても楽しかったです。私たちが滞在していた地域の近くでは特に大きなイベントは開催されていなかったのと、テロなどの危険性が高まっているとのことで年越しイベントなどには参加しませんでした。クリスマス時期は多くの人がヨーロッパに観光に訪れるためスリなどにも警戒していましたが、対策をしておけば大丈夫でした。