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2026年3月5日更新
私は現在、Business Schoolの1年生向け科目を3つ履修しています。週のスケジュールは、会計とキャリア形成の授業がそれぞれ週2コマ、経済学が週3コマあります。
授業の形式は、座学中心の「Lecture」と、グループ活動や、授業の内容を基に演習を行う「Workshop」に分かれています。会計の授業は、ディスカッションはほぼゼロで、黙々と問題を解くような個人活動がメインです。日本ではフランス文学という全く別の分野を専攻していたので、最初はついていけるか少し心配でしたが、実際にやってみると非常に面白くて、毎日楽しく学べています。もともとビジネスの別の分野を専攻しようと思い留学しましたが、会計がとても興味深かったため、後期はその応用科目も履修する予定です。
一方で、経済学はグループ発表と期末テストで成績が決まる形式でした。グループのメンバーは皆とても良い人たちで、提出の数ヶ月前から休日も返上で集まって準備を進めました。私はメンバーに助けられる場面も多かったのですが、皆で努力した結果、テストを受ける前の段階で、グループ課題の点数だけで単位取得に必要な合格ライン(Pass)を大きく上回ることができました。成績が発表されグループチャットで全員で喜びを大爆発させたことは良い思い出です。
私はキャンパス内にある「Westfield Court」という最も新しい寮に住んでいます。トイレとシャワーが個室に完備されており、キッチンを他のフラットメイト5人と共有する形式です。光熱費は寮費に含まれており、セントラルヒーティングのおかげで冬でも室内は常に暖かく保たれており、1月でも半袖、裸足で過ごせるほど快適です。週に一度キッチンの清掃が入ることもあり、フラットメイトたちともトラブルなく、非常に清潔で心地よい環境で生活できています。寮は学内にあるので、10分前に出ても授業に間に合うことが出来るのは、電車通学だった私にとってとてもうれしいです。
食事は基本的に自炊ですが、驚いたのは食材の足の早さです。イギリスの食品は保存料が少ないのか、冷蔵庫に入れておいても数日で果物にカビが生えてしまうことがよくあります。まとめ買いには注意が必要で、こまめに買い物に行くか、すぐに冷凍保存するといった工夫が欠かせません。
私の生活しているハル(Hull)は港町で、港からオランダのロッテルダムまで直行のフェリーが運航しています。船内で一晩過ごせば翌朝にはオランダに到着する上、荷物制限が飛行機と異なりほとんどないため、週末を利用したヨーロッパ旅行に非常に便利です。
また、イギリスの学生生活に欠かせないのがナイトクラブとパブの文化です。学内や市内に多くのクラブがあり、深夜2時過ぎまで賑わっています。驚いたのは「Pre-drinks」という文化です。ナイトクラブ内でお酒を頼むと高価なため、クラブへ向かう前に寮やパブで事前にお酒を安く飲んでから出かけるのが一般的です。一度現地の友人とナイトクラブに行った際には、まず寮で飲み、そのあとパブを2軒はしごしてから、さらに移動中もアルコールを手にしながらクラブへ向かっていました。これだけ飲んでもほとんど酔わずに一晩中踊り続けている彼らの酒の強さとタフさには、当時お酒が飲めなかった私にとって非常に大きな衝撃でした。
食事に関しては、イギリスの料理は意外にも(?)非常に美味しいと感じています。特にフィッシュアンドチップスやガモンステーキといった、いわゆる「パブ・フード」がお気に入りです。イギリスのパブはカクテルの種類も豊富で、特にフルーティーなものがお気に入りです。大学のすぐ近くにもまだ行ったことのない雰囲気の良いパブが数多くあるので、帰国までにパブ開拓を行い、イギリス独自の社交文化をさらに満喫したいと考えています!
生活全般で感じたのは、イギリス人の礼儀正しさです。バスを降りる際には誰もが運転手に「Thank you」と声をかけ、大学でも私が出席カードをタップし忘れた際に現地の学生が優しく教えてくれるなど、人々が非常に温かく、正直なところ日本にいた時よりも心地よく過ごせていると感じるほどです。
12月11日に会計の中間試験が終わり、そこから1月6日の試験まで一か月弱冬休みがありました。フラットメイトたちは皆旅行に行ったり帰省をしていたため、ほとんどの期間独りで寮にいました。レポートに加えて経済学と会計の試験があったため、前述のフェリーでオランダを経由しベルギーのクリスマスマーケットに4日ほど行ったりロンドンに日帰りで行った以外は、クリスマスも年末年始も試験勉強をしていました。TV Licenseを契約していたため、年越しの時にはBBCでロンドンのクリスマスカウントダウンを見ました。日本でこれまで見ていた除夜の鐘とは雰囲気が真逆で面白かったです。テレビ越しでも圧倒的でした。0時過ぎになるとハルでも花火をあげている人がいました。試験終了後には、1週間ほどアイスランドへ行きました。世界一平和な国として有名な場所ですが、実際に行ってみるとイギリスや日本とは生活様式が大きく異なり、同じヨーロッパではあるものの、イギリスの生活に慣れ始めた私には新鮮な違和感がありました。これからもイギリスを拠点に様々な地域に出掛けて視野を広げていきたいです。