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2021年6月4日更新
発表 | ||
17:10-17:30 | ドリス・シェドリツキ[ロンドンメトロポリタン大学(英国)教授] | |
発表タイトル 「ことば」からみるリーダーシップ研究:リーダーシップ文化研究の課題とは |
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発表要旨 本発表では、非英語圏の文脈におけるリーダーシップについて、過去20年間における自身の研究を引用しながら、異文化研究における支配的な伝統を批判的に評価する。さらに、文化特有のリーダーシップのあり方について理解する際に生じる既存の障壁を克服するため、様々な文化的背景のもとで、ことばの違いを乗り越える方法を提案する。 |
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17:30-17:50 | セシリア N. ガスコン [ブラカン州立大学(フィリピン)学長] | |
発表タイトル 変化の時に何を優先するか:州立大学を率いた10年の経験から |
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発表要旨
本発表では、フィリピンにある2つの州立大学を学長として率いた10年以上に亘る経験から、研究教育機関における女性のリーダーシップを「プライオリティ(優先順位)」という観点で議論する。加えて、社会が許容する「女性リーダーの責任」ということを踏まえて、それをいかに扱うかということについても検討する。 |
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17:50-18:10 | 小林誠[お茶の水女子大学教授、グローバルリーダーシップ研究所 研究所長] | |
発表タイトル アジアにおける女性リーダーを語るということは、どういう意味があるのか |
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発表要旨 これまでの多くのリーダーシップ論が、主に西洋の、そして男性の経験を踏まえたモデルに依拠してきたことは否定できないだろう。これを批判的に捉えるために、私たちはアジアにおける女性リーダーシップの事例から多くを学ぶ必要がある。とはいえ、アジアや女性という概念の輪郭は決して明確ではない。多様性に配慮し、動態的に、文脈の中で反照的に考える、という課題について少し考えてみよう。 |
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