国際教育センターについて 留学に興味のある方へ 留学が決定した方へ

ページの本文です。

タンペレ大学(フィンランド)より 2018年10月

2018年12月10日更新

大学生活について

授業の特徴はムードルがしっかりしていることだと思います。教材やスライド、課題文献はどの授業でもムードルにあげられます。また、オンラインコースも多くあります。特に初めの頃に感じましたが、留学生に対するサポートはとてもしっかりしています。留学生1~2人につき1人のフィンランド在住学生がつくチューター制度が敷かれており、学校のことのみならず生活面でも新生活を手助けしてくれる心強い存在でした。学食は2.6€で簡単なビュッフェ形式の食事をとることができるので、よく利用しています。お茶大と同じですが図書館には静かに勉強するスペース、PCスペース、話し合いができるスペースがあり、そもそも学生数が多いということもありますがいつも多くの学生がいます。

生活面について

タンペレは暮らしやすい街だと感じています。こじんまりとした中にもショッピングモールやスーパー、セカンドハンドショップなどがあり、必要なものは揃えることができます。日常生活は英語が使えれば困ることはありませんが、スーパーやカフェの製品表示はフィンランド語なので、推測できない場合は翻訳にかけたり店員さんに聞いたりしなければいけません。よく物価が高いのではないかと言われますが、日用品に関しては日本とそれほど変わらないと思います。乳製品など、ものによっては日本より安く手に入るものもあります。外食はそれほどしていないのですが、学生割引のあるレストランも多くあります。気候に関しては、日本より乾燥を感じます。特に最近はそれが顕著になってきました。また、8月上旬に到着した時と10月下旬の今とでは気温もですが日照時間が大きく異なります。日没が16時半前後になった最近では、バッグや服に反射材をつけている人を多く見かけるようになりました。

滞在国のプチ情報

フィンランドは多くの魅力のあるところだと思います。自然が美しいというのは本当に気に入っている点です。私の住んでいるアパートの裏には湖があり、よく日没を見ていました。また、フィンランドはサウナで有名ですが、サウナはフィンランドの人だけでなく留学生にも大人気です。日本の温泉に近い感覚で、湯船がなくシャワーしか浴びられない生活の中でも、サウナに入ると体が芯から暖まります。国内を気軽にバスや電車で移動できるというのも良い点です。ヘルシンキはタンペレから日帰りで行ける距離にあり、日本と比べると交通費もずっと安いので、私も何度か行きました。また、買い物中のレジやバスの乗り降りの際に、こんにちは、ありがとう、という挨拶がいつも出てくるのも素敵だなと思います。路上喫煙が多いのには驚きました。リサイクルが進んでいたり、ビーガンやグルテンフリーの選択肢がある場面が多くあったりするのは最初の頃とても新鮮に感じました。 

タンペレ3 タンペレ4

  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • facebook
  • x
  • instagram