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ケルン大学(ドイツ)より 2019年12月

2020年6月4日更新

大学生活について

9月は毎日語学学校の授業を受け、10月から週2回語学の授業を受けつつ大学の授業に出席しています。ケルン大学は留学生の人数がとても多いので、ドイツ語だけでなく英語で開講される授業も多々あります。興味のある授業なら聴講することももちろん可能です。また私は自分の専攻とは別に、日本語を学ぶドイツ人とプレゼンテーション等をするクラスにも所属しています。語学上達のためのタンデムパートナーも大学の情報サイトを使って見つけ、定期的に会いお互いに学び合っています。
現在最も力を入れているのはドイツ語の習得です。ドイツ語で行われる専門の授業に出席していますが、完全に聞き取ることはまだ難しく、録音をしています。生活に慣れてくると、意識しないと新しい言葉や文を使う機会が減ってしまうので、使わざるを得ない状況に挑むよう心がけています。
受講している授業はそこまで多くないので、空き時間は自分の研究などに充てています。

生活面について

ケルンは国際的に非常にオープンな街だと感じています。アジア系、イスラム系の方も多く、日本人であるために注目されたり扱いを変えられたり(ドイツ語ではなく英語で話しかけられたり)することはあまりありません。ケルン大学にも日本語学科があり、10月初頭には日本人留学生向けのパーティーを開いてくれました。そこでできたドイツ人の友達と遊びに出かけたり、パーティーに誘ってもらったりしており、ドイツの学生文化に触れる良い機会となっています。
ケルン大の学生は学生証があれば、ケルンがあるノルトライン・ヴェストファーレン州の公共交通機関にほぼ無料で乗ることができます。ケルンおよびケルン周辺には多くの美術館・博物館があり、休日に小旅行をするのが楽しみとなっています。
住居は寮ではなく、マンションです。ドイツ人と2人でシェアをしています。同居人はとても優しく、事務手続きを手伝ってくれたり一緒に料理をしたりしてくれるため、安心して生活ができています。

滞在国のプチ情報

ケルンにはケルシュ(Kölsch)という地ビールがあります。軽やかな口当たりでとても飲みやすいビールです。0.2リットルの細長いグラスに注がれ、飲み終わると頼む間も無く次の一杯を持ってきてくれます。ケルンに友人が遊びにきてくれた時は、このケルシュが楽しめるレストランに行くようにしています。
また、ケルンは大規模なカーニバルが行われることで有名です。カーニバルの運営にあたってはカーニバル協会なるものがいくつかあり、大学生でもここに所属している人が多くいます。一番の盛り上がりは2月後半ですが、カーニバルの開始日は11月11日です。この日は大学の授業の多くが休講となり、多くの人が仮装をしてお酒を飲みながらAlaaf!という掛け声をかけ合って街を歩いていました。私もドイツ人の友達にカーニバルのしきたりを教わりながら楽しい時間を過ごしました。

クリスマス・お正月の過ごし方

ドイツでは11月25日あたりから一ヶ月ほど街の広場などにクリスマスマーケットが出現し、オーナメントや雑貨、食べ物などの出店が揃います。大きな場所だとスケートリンクが設置されていました。クリスマスの時期は何度も遊びに行き、ホットワインで身体を温めながら友達とおしゃべりしたのが良い思い出です。
大学は日本と同様、12月20日過ぎから1月第1週ごろまで休講となります。年末年始は同じく交換留学をしている研究室の同期とフランス、ベルギーを旅し、素晴らしい時間を過ごしました。旅行中、美術館等の入館料金で25〜26歳以下のEU圏在住者が優遇される場面が多々あり、比較的リーズナブルに様々な文化財を見ることができました。

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