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ケルン大学(ドイツ)より 2019年12月

2020年6月4日更新

大学生活について

 基本的に自分の専門の授業とドイツ語の授業をとっています。専門の授業はドイツ語と英語の両方を交えながら行われており、課題が重く、量も多いです(1授業ごとに、課題4つとプレゼン1つ)。留学生用のプログラムをとっていないので、最初の授業で周りのドイツ人にひたすら話しかけていたのですが、結果的にその時につくった友達が、授業で分からないことがあったときや、システム上のエラーに直面したときに助けてくれました。ドイツ語の授業では「発言する組」「発言しない組」に分かれており、特にアジア人は後者に入りがちな雰囲気がありましたが、そこで勇気を出して「発言する組」に入ることが、その後の発言の機会の上で大切だと感じました。休憩時間には英語で話す人も多いので、そこで世界中からの友人をつくることができます。 

生活面について

私はStudent Dorm(WG/ ルームシェア)に住んでいます。当初到着した際は、ルームメイト達が掃除に無頓着で、全く衛生的な場所ではありませんでした。しかし、1年間ここに住むと決心し、掃除道具を買い、ルームメイトと話し合いを重ねた結果、今では友人に感動されるまでになりました。どんな関係においてもコミュニケーションがキーだということを再認識しています。役所や交通機関、病院など、想像以上に無責任ですが、「トラブルは起きる、対処するしかない」というマインドセットに変わってきたことにより、段々冷静に処理できるようになってきました。休日は友達の家で一緒に料理したり、ボードゲームをしたり、ケバブスタンドやシーシャバーに行く事もあります。この間は映画館で『アナ雪2』を観ました。食材費が安く、日本にいるより料理を頻繁に楽しんでいます。アジアスーパーで日本の調味料等は買えますが、高いので、軽い出汁等は日本から持って行った方がいいかもしれないです。

滞在国のプチ情報

やはり寒いですが、その分室内の防寒はしっかりしているため、服の中に着るものより、脱ぎ着できるものの方が便利だと感じました。スーパーのキャッシャーがめちゃくちゃ速い(そして怖い)ため、コインに不慣れな最初は、カードを持っていると精神安定上とてもいいです。ケルンには日本人×ドイツ人のコミュニティーがあり、他都市からも集まってくるので、ドイツ人のタンデムをつくるには非常に良い都市です。日本人街(デュッセルドルフ)も近いため、日本食もすぐ食べられるし、髪も日本人の美容師さんに切ってもらえます!交通機関の中で寝るなどは絶対できませんが、治安は比較的良いです。健康、スポーツ、環境の話題はよく出てきます。ビーガンの友達も多く、ビーガン料理の美味しさに目覚めました。

クリスマス・お正月の過ごし方

留学生は特に、他国に旅行をしている人が多いです。私は課題が溜まっており国外には出られなかったのですが、ドイツ国内で、クリスマスは日本人、年末年始はドイツ人の友達と過ごしました。レープクーヘンやドミノシュタイネといったドイツのクリスマスのお菓子が大好きなので、クリスマス前はひたすらそれを楽しんでいました。クリスマスマーケットや、世界遺産ケルン大聖堂でのクリスマスミサの経験もドイツならではかなと思います。年末年始は友達の家でラクレットパーティーをし、ボードゲームをしながらお酒を飲んだ後、年が変わる前にみんなで花火を打ち上げに行きました。町中で打ち上がる花火を見るのは壮観でした。その他空いた時間には、森に遊びに行ったり、ドイツのアジア料理食べ放題に挑戦したり、ドイツの(ぬるい)温泉に浸かったりしていました。

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