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高麗大学校（韓国）より　2024年1月

2024年1月31日更新

1. 大学生活について

高麗大学校には日本語ネイティブの先生もいらっしゃって，学期の最初に日本語話者向けのガイダンスを開いてくださいました．困ったことがあったら日本語ネイティブの先生に相談することもできるので，とても心強いです．日語日文学科の学生との日韓言語交換プログラムも運営してくださっています．
また，交換留学生は全員KUBAというサークルに入ります．私はあまり行っていませんでしたが，毎週のようにイベントや飲み会がありました．バディという面倒を見てくれる正規学生の方もいます．こちらでも言語交換プログラムがありました．いろいろな国からの留学生がいるので，英語や韓国語に限らず様々な国の言葉を学ぶことができます．
韓国の大学は，ほとんどの授業で中間試験と期末試験があります．私の履修した授業は，課題や試験の量が多すぎたり難易度が高すぎたりということはありませんでした．
学食が何箇所かで食べられ，価格も外よりは少し安いです．学食の1000ウォン朝食は安いのでおすすめです．

2. 生活面について

韓国は，日本の暮らしとの違いが大きすぎない国だと思います．物価も近いですし，味が全く同じというわけではないですが無数の日本食レストランもあります．1,000ウォン均一ではないもののダイソーで大体なんでも揃います．少し大きなスーパーやデパートに行けば，価格は高いですが，うどんや納豆，日本のお菓子なども手に入ります．
高麗大学校の周辺には大きなスーパーや衣料品店はありませんが，コンビニやダイソー，小さなスーパーがあります．
この留学にかかった費用は計88万円ほどです．（内訳：パスポート申請…1.6万円，健康診断・証明書発行…1万円，結核検査・ワクチン…6万，往復航空券…6万円，ビザ申請…韓国は無料，保険…4ヶ月5万円，寮の家賃・インターネット・水道・光熱費…4ヶ月19万円（171万ウォン），食費・交際費・交通費などその他生活にかかったお金…月12万円）ワクチンは必須ではないのですが，トラベルクリニックに行って勧められたものを打ちました．私はほぼ外食，3分の1くらい袋ラーメンかパックのご飯という食生活だったので，自炊をうまく活用すればもっと節約できるかもしれません．
寮は先着順で，受付開始直後に応募しないと入ることができません．私はキャンセル待ちで入ることができました．

3. 滞在国のプチ情報

韓国は日本語を話せる人が結構多いです．日本食やJPOPもとても人気です．日本に関心のある友達や言語交換のパートナーは簡単に見つかると思います．
高麗大学校にも日語日文学科という学科があり，日本語での授業も行われています．日本語を教える授業だけではなくて、日本語による文化や文学などの授業が行われています．この学科では，日本語ネイティブと韓国語ネイティブの言語交換プログラムもあります．私は日本人リーダーになり，言語交換プログラムのメンバーで映画の上映会やピクニックなどを企画しました．
私は行ったことがないのですが，日本語バーなどもあって，ワーホリで韓国に来た日本の方などが働いているそうです．

4. クリスマス・年末年始の過ごし方

大学は12月下旬に終わって冬休みになり，3月から新学期です．私はクリスマス前に帰国してしまいました．韓国はクリスマスが祝日です．日本同様，冬になるといろいろなところで豪華なイルミネーションを見ることができます．韓国では陰暦の1月1日を「ソルラル(설날)」といい，祝います．西暦1月1日だけ休みで，ソルラルは 3 連休になります．旧暦の1月1日なので日付は毎年変わります．ソルラルのときは，日本のお正月のように帰省ラッシュになるそうです．

写真左から新羅王朝の古都、慶州を旅行しました。歴史的遺産で知られています。夜はライトアップされて綺麗でした。/漢江でピクニックをしました。夏は暑く冬は寒いので10月くらいがおすすめです。/ 日本の早慶戦ともいわれている高延戦（高麗大と延世大）です。高麗大は赤で、延世大は青です！応援にも気合が入ります。/ 浦項に旅行に行きました。スペースウォークという階段に登ったのですが、怖かったです…… /高麗大の近くのお店のラーメンとキンパです。お値段もお手頃で美味しいので、お昼はいつも混んでいる人気のお店です。/ 韓国に来たらぜひ本場のサムギョプサルを食べてほしいです。タッカンマリもおすすめです。