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Mills College (アメリカ)より 2020年2月

2020年6月8日更新

大学生活について

春学期が始まって1ヶ月が経ちましたが、秋学期を経てこちらの授業に慣れた分、特に問題を感じることはありませんでした。秋学期の当初は授業の説明さえも何を言っているのかよく分からなくて、課題も何をやればいいのか皆目見当もつかなかったのですが、授業の勝手がわかる分、そういった絶望感はありませんでした。秋学期はほぼ文学関係の授業しかとっていなかったので、今学期は自分の専攻とはあまり関係なくても、面白そうだなと思った授業にチャレンジしています。自分の専攻に準拠せずとも好きな授業を取れるのは、リベラルアーツ・カレッジの強みだと思います。体育やFarming の授業も取っていて、とても良いリフレッシュになっています。ひとつの授業あたりの人数も少ないので、友だちも出来やすいですし、教授にも話しかけやすいので、何か質問があったり授業で分からないことがある際には出来るだけ教授に質問するようにしています。

生活面について

先ほども述べましたが、前学期で勝手が分かっているので、特に生活面でも困ることはありません。ただ勝手が分かっているからこそ、最初の1ヶ月が前学期よりも非常に長く感じます。秋学期の最初は、オリエンテーションや慣れない授業続きであっという間に時間が過ぎてしまった印象ですが、今学期は1ヶ月過ぎるのがとても長く感じました。そう感じてしまうことで、家族がより恋しくなってしまったり、アメリカでの滞在が長く思えて日本に帰りたくなってしまったりしています。なので、できるだけ自分を忙しくさせています。自分の専攻と異なる授業をとっている (=課題が大変で忙しくなる) のもその為で、他にも読書したり、友達とどこかへ出かけたりして、生活を充実させることが当面の私の生活面での目標です。買い物やUber、公共の交通機関を使うことにも慣れたので、外へ出かけるのは以前より楽しくなりました。
またアメリカでもコロナの懸念は広がっていて、マスクはどこも品切れ状態です。普段そんなに出かけませんが、私も念のためマスクをAmazonで買いました。あとインフルエンザも流行っているので、手洗いうがいはこまめにするようにしています。

滞在国のプチ情報

Mills では、 AC Transit という公共のバスの定期を提供してくれます (寮費や食費を払う金額の中にAC Transit の定期費用も含まれています)。定期は大学のあるOakland と隣のBerkley までをカバーしていて、買い物などの用事はAC Transit を使えば基本的に交通費にお金をかけずに済ませることができます。大学の前にバス停があり、サンフランシスコまで直通のバスも出ているので便利です (ただしサンフランシスコ内は異なる交通機関が使われているため、無料ではありません)。またMills は UC Berkley と姉妹校で、UC Berkley の生徒も (ごく少数ですが) Mills に住んでいるので、Mills とUC Berkley を結ぶシャトルバスが毎日運行されています(一時間おきくらい) 。なのでBerkley に行きたい時は、AC Transit よりもそのシャトルを使ったりします。もちろん Uber (車を呼んで乗せてもらうアプリ) もたまに使いますが (Uber の方が高速を使うのでバスよりよっぽど早いので)、お金がかかるのがもったいない気がしてあまり使いません。こんな感じで交通機関は便利です。
話は変わりますが、私の寮の前には桜の木が埋められていて、まだ2月ですが桜が咲き始めています。もう日中は半袖1枚で過ごしていても心地いいくらいの気候になりました (朝夕は冷えますが)。たまに外のベンチで勉強をしたり、日光浴や昼寝をしたりして、お茶大ではできない自然の心地よさを全身で感じています。

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