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パリ・ディドロ大学(フランス)より 2018年12月

2019年2月6日更新

大学生活について

12月いっぱいで1学期も終わり、最後の授業と共に期末試験の時期となりました。私が今回履修した授業はいずれも中間試験がなかったため、フランスで受ける初めてのペーパー・テストに緊張しながらもどうにか終えることができました。また、とある授業では課題のひとつとして口頭発表があり、現地の学生を交えた場所で発表するという貴重な機会が得られました。いずれも決して簡単なものではなく、フランスの大学教育の難易度を改めて感じましたが、試験対策として行った授業の書き起こしやまとめノートの製作は、自身のフランス語上達にも繋がったと思います。初回の授業がまるで聞き取れなかった渡仏当初を思えば、少しずつではありますが前進していると感じます。

生活面について

留学開始から4か月ほど経ち、日々の暮らしにもかなり慣れてきました。買い物やカフェでのやりとり、コインランドリーの使用、バスや電車の利用など、今までは何をするにも戸惑っていたものが、ずいぶんとスムーズに行えるようになりました。また、渡仏前は外国人に話しかけるだけでかなりの勇気が必要だったのですが、そのような心理的ハードルも軽減されてきたように感じます。一方で、現地の方々とのコミュニケーションや異文化への理解が深まっていくにつれて、自分が日本人であることを強く意識することもあり、そうした変化がとても興味深いです。

滞在国のプチ情報

12月からさらに本格的な冬の到来となり、寒さも段々と厳しくなってきました。ほとんどの日がどんよりとした曇り空で、気分が塞ぐ日も少なくないですが、なるべく毎日少しでも外に出るように努めています。現地の方々のお話によれば2月が最も寒いということで、長い冬を越す覚悟が必要のようです。ちなみに、フランスでは1月から「ソルド」という国の定めたセール期間があり、多くのお店で半額といった割引が為されるため、コートなど厚着を買うならその時におすすめします。

クリスマス・お正月の過ごし方

クリスマスには友人とともにベルギーへ行きました。大きなモミの木のクリスマスツリーは壮観で、ブリュッセルの豪華な建築物と並ぶ姿がとても美しかったです。クリスマス・マーケットや美術館、聖堂なども存分に見て周りました。大晦日には現地の友人に誘っていただき、フランス人も交えたソワレに参加することができて楽しかったです。ただそれ以外だと、フランスでは年末年始にかけて実家に帰ってしまう学生が多いため、特に一時帰国もしなかった私は少し暇な時間を過ごしました。その時ばかりは日本のおせちとお雑煮が恋しかったです。

パリ・ディドロ1 パリ・ディドロ2 パリ・ディドロ3

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