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タンペレ大学(フィンランド)より 2019年12月

2020年6月4日更新

大学生活について

つい先日、二学期目のすべての課題を提出し終えたところです。タンペレ大学での留学はサマースクールからスタートしましたが、授業の他は学校のジムのレッスンに行ったり、学生団体や学部のイベントに参加したりと学校生活を送ってきました。2学期目にはタンペレ大学だけではなく、私が興味を持っている開発学を学ぶためヘルシンキ大学のオンライン講義を履修しました。内容はとてもハイレベルでしたが、フィンランド全土から参加している学生と共にmoodle上でディスカッションをすることなどを通してとても有意義な時間を過ごせました。もちろん非英語圏なので英語で開講されている授業には限りはありますが、様々な授業形態や各国の留学生との意見交換を通して物足りないと感じることはありませんでした。

生活面について

 タンペレ はフィンランドの中でも住みやすさがトップクラスだと聞きました。決して都会ではありませんが、必要なものはすぐ揃い、自然に囲まれた穏やかな町です。また、現地の学生チューターが親身に相談に乗ってくれるので、困ったことがあっても安心です。
物価は日本と比べて多少は高いですが、食べ物でも日本より安く手に入るものあったり、リサイクル意識の高いフィンランドならではのあちこちにあるセカンドハンドショップ、大学内にあるリサイクルルームを利用するなどしてコストを抑えた生活は十分にできます。学生団体から料理道具や布団の貸出もありました。
さらに、毎週末と言っていいほど街のいたるところでイベントが行われているので専用のアプリやSNSをチェックして足を運んだり、行き先やタイミングによっては500円ほどで利用できる長距離バスを利用して国内旅行も簡単にできました。

滞在国のプチ情報

食料品店や交通機関、レストランでは学割が効くことが多いです。購入前にレジで確認することをおすすめします。
それからほとんどの人が英語を流暢に話すのでフィンランド語が話せなくても生活には困りません。が、もちろん街の看板や表示はフィンランド語なので基本的な単語は身につけておいたほうがいいです。また、フィンランド人はあまり感情を表に出さずパーソナルスペースが広い、というのがステレオタイプのようですが、日本人の私にとってはあまり違和感はなく、むしろ助けてもらった時にkiitos!(ありがとう)とお礼を行ったりmoi!(こんにちは)など声をかけると笑顔で返してくれる素敵な人ばかりだと感じました。
ちなみにフィンランドに滞在する日本人はとても多いようで、留学生を含め予想以上に日本人にお会いしました。

クリスマス・お正月の過ごし方

フィンランドのクリスマスシーズンは11月末から始まりました。タンペレの町にはクリスマスマーケットが二つありますが、いつ行っても人であふれていました。ちょうど日照時間が5時間程度で曇りがちになる暗い時期ですが、町中がライトアップされたり住宅の窓にもデコレーションが施されたりとフィンランド人がクリスマスを心待ちにしていることが分かります。
クリスマス、といえばフィンランドですが、クリスマスは家族で過ごす日であるため25日前後になるとスーパーもバスもすべて休みになってしまうので観光の時期には注意が必要です。ただ、その前の時期に学生チューターや学生団体などがクリスマイベントを開催してくれたので、留学生でも十分フィンランドのクリスマスを楽しめました。

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