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ニューサウスウェルズ大学(オーストラリア)より 2019年12月

2020年6月4日更新

大学生活について

  授業は、レクチャーとチュートリアル(ディスカッション中心の少人数のクラス)から構成されており、授業は1ターム(3ヶ月弱)で3つとることが義務づけられていた。私は、日本でいう夏休みに開講されている1ヶ月の短期集中コースで授業を1つ、ターム3で授業を3つとった。週の授業時間は、約10時間と多くはなく、時間割に落とし込むとフリータイムが多々あるように見えるが、ターム中は常に課題に追われる日々であった。私はレポート課題中心の授業をとったこともあり、4ヶ月弱でおよそ12000語を書いた。チュートリアル前には、最近のレクチャーで扱われた内容に関する論文(基本的には20ページ弱※授業による)を2.3本読んでおくことが望ましく、そのステップを怠ると、1時間~2時間(授業による)の間、マネキン状態で表情筋だけとりあえず動かしておく状態に陥ってしまう。
 

生活面について

 まず、私は寮ではなく大学近くのシェアハウスを自分で探した。シドニー自体が家賃が高騰していること、大学自体が営利的な側面があることから、大学寮に住むと、毎月10万円以上(15万円払っている友人もいた)払うことになってしまうため、9万円ほどで住める場所をフラットメイトというサイトを使って探した。いくつかある大学寮には、食事がついているところもあるようだったが、もちろん私はシェアハウスで自炊をした。大学近くにあるAnzac Paradeは、アジアの料理やスーパーが集まる通りで、日本でなじみのある食材や調味料を入手することが簡単にできた。また、適度に体を動かしたいと思い、留学先の大学で空手部に所属し、週に4時間空手の練習をした。授業では知り合えない学生と、体を動かしながら交流することができたため、活動に参加して良かったと思っている。大学では、language exchangeという取り組みがあり、同じグループの仲間と日本語と英語を相互に教え、学んだ。週に一回ほど定期的に合い、エッセイの文法チェックや、英会話をしてもらい、助かった。自炊、空手、勉強、languege exchange シェアメイトたちとの団らん、週末のおでかけなどで、日々はあっという間に過ぎていった。

滞在国のプチ情報

  外食と宿泊費が特に高い。スーパーでの品物は、日本の物価とあまり変わらないこと、アジアンショップが大学近くにあることから、費用を抑えたい人は自炊することを強くお勧めする。シドニー中心部とボンダイには、マッペンという750円ほどでそこそこおいしい日本食が食べれるレストランがあり、日本食が恋しくなる度に何度も通った。大学のカフェテリアも大して安くなく、安くて750円ほどであり、お茶大の食堂を思い出し、時に恋しくなった。週末は、しばしば海に行った。大学の近く(徒歩25分ほど)に、Coogee beachという綺麗な海があり、手軽にいける場所としてお勧めする。その他にも、一時間ほど少し足を伸ばせば沖縄の海かと思う程の美しさを誇るビーチがある。水着は絶対に持参して、シドニーに来てほしい(笑)。ひとつ大変残念だったことは、中学校の時に水泳の授業に真面目にとりくまなかったことから、泳げない状態でシドニーに行ったことだ。サーフィンの手軽なレッスンを提供している会社があり、サーフィンを習おうと意気込んでいたのに、泳げないことから参加資格から漏れてしまったのである。今年は、山火事がひどく、山火事による煙で視界が曇っていることが多々あった。気になる方は、マスク(アジアンショップでも手に入りにくい)をいくつか常備しておくことをお勧めする。

クリスマス・お正月の過ごし方

マレーシア人の友達とイルミネーションを見に行ったり、ラーメンを食べたりした。寮の方が大勢と知り合うことができ、賑やかな生活を送れるとは思うが、シェアハウスを選んだことで、少数の住人(私の場合は6名の住人)と密にコミュニケーションをとることができ、とても親しくなれた。数名とじっくり関わってみたい人には、シェアハウスの方が向いているように思う。25日は、謎に大学で出会った彼氏と、ビーチの規模と美しさで有名なボンダイビーチに行った。真夏のクリスマスのビーチは、サンタクロースの格好をした人で賑わっており、面白かった。年末年始は彼と一週間ほど、メルボルンとタスマニアに旅行に行った。大晦日に行われるシドニーの花火は華やかさと規模の大きさで圧巻であるようだったが、私はタスマニアの都市ホバートの港で花火を見た。無料でかなり良い席をとることができ、良い思い出になった。クリスマス、年末年始を海外で過ごすという選択にはじめ不安があったが、とても良い経験になった。

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