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コペンハーゲン大学(デンマーク)より 2024年1月

2024年1月31日更新

1. 大学生活について

 私はSouth Campusで授業がありました。とても綺麗なキャンパスです。いろんなところに机と椅子、あるいはソファーが設置してあり、団欒をする人、勉強する人がたくさんいました。どこもとても開放的な空間になっていて、とても居心地が良いです。
大学の食堂で提供されるメニューはすべてビーガンになっています。コペンハーゲンでの外食としては、とても良心的な価格設定になっています。

学生と教員の関係もとてもフラットで、先生はファーストネームで呼びます。授業は積極的な発言が求められることが多いです。事前に資料を読んで参加し、授業中にディスカッションすることが大半でした。誰かが発言している際にでも、途中でツッコミを入れるということも多々あり、人が喋り終わるのをまっていたら、話が変わってしまうし、自分の番は回ってきません…。

2. 生活面について

 コペンハーゲンにいる現地人のほとんどの方は英語を話します。デンマーク語で何か言われても、わからないという表情をすると英語に切り替えてくださいます。ただ、大学のポスターの一部、スーパーの表示はデンマーク語だけなので、翻訳機能を駆使しています。
食事については、私は日本食のようなものを作って食べることが多いです。外食はランチでも3000~4000円するので、基本的に自炊をしています。お米は、日本のお米を買うと高いので、日本のお米に似たものを買って食べています。スーパーの広告を参考に、その週にお得なものを買って活用することが多いです。じゃがいもやにんじんなどの一部の野菜、果物はとても安いです。アジアの食品を扱うお店もあるので、醤油や味醂などが必要な場合はそこで調達することもできます。

3. 滞在国のプチ情報

EU圏出身の学生は正規生としてデンマークで勉強する場合、学費がかからず、政府から補助金をもらえることもあって、ヨーロッパのさまざまな国から留学している人がいます。また、EU圏の大学間では留学を促進するプログラムがあり、一学期だけ留学する学生も多く、彼らだけの組織もあるようです。
デンマークの夕方のラッシュアワーは15時から17時と、とても早く家に帰ってそれぞれの時間を楽しむ文化が定着しているようです。

4. クリスマス・年末年始の過ごし方

 ヨーロッパでは、クリスマスは家族で集まって、一緒に過ごすという文化があるようです。ヨーロッパから留学している人が多く、ほとんどの学生がクリスマス前に帰省し、年末あるいは年明け前まで実家で過ごすという人が大半でした。大学が、大学の図書館でクリスマスパーティーを開いてくれるとのことだったので、私はクリスマスに帰省しないウクライナ出身の子と一緒にそのパーティーに参加しました。アジアやオーストラリアなど遠方から留学に来ている人が多かったです。
私は、年明けに卒業論文の提出が迫っていたので卒業論文の執筆に勤しんでいました。年末年始だけ、花火をしてもいいらしく(法律で定められているようです)、手に持ってする花火ではなく、爆竹みたいなのをしている人がたくさんいました。

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写真は、寮の共同スペース、学食、大学の古い図書館です。

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