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ロンドン大学バークベックカレッジ(イギリス)より 2024年1月

2024年1月31日更新

  1. 大学生活について

授業時間は平日夜の18:00~21:00、合計で現在1週につき6時間です。映画を作る技術的なことから映画論まで勉強するので、授業のない昼間をフィールドワークに、夜間を制作活動や様々なジャンルの映画を見る時間にしています。このように治安的にも安全な日中の時間を自由に使えるので街探索も勉強も余裕を持って計画することができます。授業は少人数で熱意ある学生が多く、質問やディスカッションがたくさん繰り広げられるため毎回とても充実しています。予習と復習にかかる時間も先生がMoodleに記載してくれるのと、授業のまとめを音声付きでアップロードしてくれるので一回の授業でわからなかったところも復習しやすくなっていおり、授業制度は最高に整っています。レポートも学期始めにウェルカムイベントの一環で教授による論文書き方講習などが開催され、オンラインサポートも常時開設されているので安心して取り組めます。もう一つはサークル活動を紹介します。私は競技ダンスサークルに入りました。Student Unionに登録して会費を払い、さらに自分のサークルの入会費を払う必要がありましたが得るものは大きいのでおすすめです。私のサークルは規模が大きいので初心者や1年生は小さなFamilyというグループに分けられてParents(先輩方)がお世話してくれます。お家でパンケーキパーティーを開催してくれたり、大会では衣装メイクの指導から移動、練習まで仲間としてサポートしてくれるので、言語の壁は感じても心強く過ごすことができています。夜間授業だと終わった後は皆すぐ帰ってしまいますし、仕事をしてから授業に来る人もいるので他の大学と違って友達ができづらい環境ですが、サークルを通して多くの人と仲間として繋がれたのでBrikbeck校を考えている人にはサークル活動に参加するのをおすすめしたいです。

2. 生活面について

私はイギリスの食事に慣れるまで時間がかかりました。寮のご飯で生活していますが栄養バランスが日本ほど良くないのと揚げ物が多いからです。でも外食でお金をかければ、美味しいものが食べられます。旅行の本に載っているパブに行ったのですが、そこのフィッシュ&チップスは本当に美味しくて感動しました。この料理にはこちらで何回も出会っていますが日本よりもお店によって美味しさの高低差が激しいことに気づいた経験です。でも、スコーンとマフィンとSteak&Ale Pieはどこで食べても美味しいです!また、イギリスと言えばの紅茶についてお話しします。私はカフェラテが大好きだったのですが、残念ながら寮でカフェラテをコスパよく作ることができず、紅茶を飲み始めました。すると、茶葉によって変わる香りの変化に惹きつけられるようになり、すっかり気に入ってしまいました。イギリスで温かい飲み物が飲みたい時、紅茶はとてもお財布に優しく、バリエーション豊かで美味しい飲み物です。ちなみに先日、フォートナム&メイソンのアフタヌーンティをいただいたのですが、美味しい紅茶が飲み放題でしてとても幸せでした。サンドイッチも最高に美味しくて、おかわり自由、持ち帰りパックもあるなんて夢のようです。歴史あるイギリス文化として、日本(で行ったことはありませんが)とは違ったアフタヌーンティを楽しんでみるのもおすすめです!

3. 滞在国のプチ情報

物価が高いと言われるイギリスですが、一つ嬉しいことがあります。大英博物館やナショナルギャラリーなど超有名な施設が公共施設という理由で全て無料で入館できることです。また、ロンドンの中心に住んでいますが公園が多いので学生との交流ではピクニックをすることも多く安く楽しむことはいくらでもできるのだなと学びました。また、私は舞台観劇が好きなのですが、どこでも学割があるのと当日券が基本的にあります。直前になるとかなり安く売られていて£212のお席を£30で観るという経験もあり、今のところほぼ最前の席を10,000円以内で買うことができています。こちらの観劇文化はバーでお酒とスナックを買って食べながら観る、など日本ではありえないような文化になっているので一度観る価値があると思います。また、パリまで二時間で行けるので出国審査等を合わせても東京-大阪より速くて安いです。先日日帰りしてきましたが、とても素敵な2大都市を謳歌できるのでこれからも恵まれた立地を生かしていきたいです。

4. クリスマス・年末年始の過ごし方

クリスマス休暇は近隣の国から来ている学生は帰国している人が多く寮に残っているほとんどはアジア出身の学生でした。私は24日の夜は一人でお気に入りスイーツたちと共に素敵な映画を見て一人クリスマスを楽しみ、25日は日本人の友人達とパーティーをして過ごしました。25日はスーパーも閉まってしまうので買い出しは早めにしておくと良いです。個人的には、日本の「クリスマスはカップルで過ごすもの」みたいな商業的な楽しみ方よりも、家族や大切な人と純粋に祝って楽しもうという街の空気感がすごく好きだなと思いました。年末は両親が来てくれたので毎日観光で忙しく過ごしました。カウントダウンはテレビで見ましたが、盛大な花火のショーになっていて盛り上がりがすごかったです。1日のNew Year パレードは少ししか観れませんでしたが、色々な参加団体がパフォーマンスをしていて日本の地元の夏祭り感がありました。こちらのクリスマスは日本にとっての正月のようなもの。私は家族と蕎麦やおせちを食べながら静かに迎える日本での年末年始が恋しくなりました。このように、12月だけでも文化の違いがわかり、双方の良さを感じ取れた濃い時間になりました。

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左からグローブ座で展示されていたお衣装、可愛い掲示板とシャーロックホームズ博物館での写真。私が大好きなイギリス料理Steak&Ale Pieの写真です。

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