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イーストアングリア大学(イギリス)より 2024年1月

2024年1月31日更新

1. 大学生活について

講義に関して。
Autumn semesterは約3ヶ月程です。私は3つのモジュールを履修しました。内訳は自身の所属する学科から2つ、他の学科から1つです。講義はレクチャーとセミナーに分かれている講義と分かれていないものがあり、トータルで週に4回授業を受けていました。セミナーでは発言をする機会やネイティブとディスカッションをする機会が多くあり、講義についていくためにかなりの予習が必要になりました。また、イギリス英語に慣れず単純な内容でも理解出来なかったり、聞き取りに苦しみました。イギリスに来た頃よりは耳が慣れたとも感じますが、現在もイギリス英語には苦戦しています。留学前にBBCを頻繫に視聴して対策している気になっていましたが、BBCの様な英語を話す人は殆どいないので、実際にイギリス人の留学生と話してみたり、イギリスのドラマや映画、Vlog等を視聴してみたりするのがいいかと思います。
その他。
イーストアングリア大学には日本語専攻の学生がいるため、日本語に関連するボランティア活動が複数あります。私は、生徒が漢字を学習するのをサポートするボランティアをしていました。ボランティア活動を通して海外から日本の文化や言語がどのように捉えられているのか分かり、いい機会になりました。どの漢字が難しいか、格好いいか等生徒と話すのは新鮮で楽しかったです。

2. 生活面について

生活全般に関して。
日本では実家暮らしだったので今回の留学が初めての一人暮らしでした。幸い周りの友人の支えもあり、正直個人的には小さな不満や苦労はあっても特別苦労したことは思いつきません。強いて言うならば日照時間が短く、曇りや雨の日が多いのが辛いです。日本にいた頃は日傘をさして太陽光を避けていましたが、今は非常に恋しいです。
金銭面に関して。
こちらは物価が高いことに加えて円安なので、お金のやり繰りには多少の神経を使います。大学から徒歩25分程度のところに安いスーパーがあるのでよくそこに行きます。物によっては違うスーパの方が安い場合やポイントの有無もあるので労力とお金のバランスを考えながら買い物をするようになりました。個人的に一番負担に感じるのは洗濯です。乾燥も含めると一回6£も掛かります。そのため洗濯物は大抵手洗いして自室で干すようになりました。空気が乾燥しているのでよく乾きます。加湿器のかわりにもなっています。
人間関係。
留学生が多いので様々な国の友人が作れます。大学主催のイベントが豊富なので、色々参加してみると楽しいと思います。多様なバックグラウンドの学生と交流することで、色々気づくことがあって新鮮で楽しいです。今までとは違った視点から物事を考えられるようになったとも感じます。

3. 滞在国のプチ情報

英国の紅茶とスコーンはやはりとても美味しいです!日本に帰国するまでに最高のスコーンを求めてイギリス各地を周遊する予定です。イギリスのカフェでは紅茶を頼むとカップだけでなく、大抵の場合たっぷりの紅茶が入ったポットと一緒に持って来てくれます。地味に嬉しいです。イーストアングリア大学があるノーリッジではbiddys tearoomというお店のスコーンが今まで食べた中で美味しかったです。大学内の美術館にあるカフェのスコーンも非常に美味しかったので、イーストアングリア大学に留学されたら是非試してみてください。ロンドンでは色々お店があるとは思いますが個人的にFortnum&Mason のスコーンがお気に入りです。お店自体も可愛いです。

4. クリスマス・年末年始の過ごし方

クリスマスは日本から遊びに来てくれた友人たちとロンドンで過ごしました。大晦日は大学にいましたが、ロンドンの豪華な花火をスマホで見て、年末年始もロンドンにいれば良かったと少しばかり後悔しました。小さい花火でしたが、ノリッジでも花火が上がっていたので友人のお宅にお邪魔して、その花火を見ながら年を越しました。冬休み期間は帰省する生徒や旅行する生徒が殆どでキャンパス内には人が全くいません。少し寂しい雰囲気ではありましたが、お陰で課題に集中して取り組むことが出来ました。

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一枚目はノーリッジにあるtearoomでアフタヌーンティーをした時の写真です。ここのスコーンがとっても美味しかったです。
二枚目は構内のリスの写真です。リス以外にもウサギや猫、ハリネズミ等様々な動物がいます。

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