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チェンマイ大学(タイ)より 2022年1月

2022年2月2日更新

大学生活について

タイの大学は基本的に一つの科目が3時間、あるいは週に二回一時間半の授業となっており、タイや東南アジアへの理解を深められる科目とグローバル化について幅広い分野から考える科目を合計で3つ履修しているところだ。最初はもっと多くの科目を履修する予定であったが、タイの大学では毎授業ごとに講読やエッセイ、プレゼンテーション準備等の課題がとても多いため留学生は皆これ以上の数を履修しないように言われている。確かに課題がとても多く、また慣れない英語ということもあり3科目の履修で手一杯であった。今週から中間テストが始まり、中には3時間の論述問題が行われる科目もあるため毎日学習に励んでいる。学生は皆かなり積極的に授業へ参加しており、また自分からたくさん発言をすることが求められるためとても刺激を受けている。

生活面について

コロナの影響でタイではずっとオンライン授業が続いており、またクラスメイトは国際色豊かなためタイにいない生徒も多く、直接会って交流することは難しい状況が続いている。オンライン授業では現在住んでいるアパートのWI-FIがとても弱くて授業中に頻繫にZoomが落ちるハプニングがあったが、現在は大学が今学期分の無制限WI-FIを無料配布してくれたため落ち着いて勉強できている。アパートは大学のすぐ側にあり、学生街的な地域にあってとても住みやすい。虫がよく出たりたまに停電する等はあるが、意外に広く、またエアコンもついていて、特にオンライン授業で長時間を部屋で過ごす中は快適である。近くには雑貨屋やレストラン、屋台が立ち並んでおり必要なものはすぐ手に入れることが出来る。かなり辛い料理が多いが辛さを控えめにするよう頼めば調節してもらえるので安心だ。生活の場では、お店の人とのやり取りや道路標識、食事のメニュー等で想像以上にタイ語が必要であったと気付き、現在必死に勉強している。

滞在国のプチ情報

チェンマイには電車やバス等の公共交通機関がない。最初はタイ語で値段交渉をしてトゥクトゥクやソンテウ等のローカルな交通手段を使う度胸がなく無理矢理歩いて移動していた。しかしGlabというアプリの利用がこちらでは主流であり、予め値段が決められた状態かつ安全に乗ることができると知ってから大いに活用している。またこちらでとても驚いたのは大型犬の野良犬がとても多いことだ。大抵穏やかではあるが、一度機嫌の悪い野良犬に唸られながら追いかけられてしまい、念のため狂犬病の注射をして来て良かったと感じている。そして特にタイへ行く前に知っておくと便利だと思うのはトイレ事情だ。一部の外国人が多く住むエリアやホテルを除き、基本的にトイレットペーパーをトイレに流すことが出来ない。トイレのすぐ横にシャワーヘッドのようなものがあり、それでお尻を洗ってからトイレットペーパーで軽く水を拭いてゴミ箱に捨てなければならない。また外のトイレにはトイレットペーパーがないこともよくある。

クリスマス・年末年始の過ごし方

タイでは4月が日本で言うお正月のような時期であり、クリスマスや年末に日本ほどの特別感がない。私の場合、クリスマスの数日前にクレジットカードをATMに飲み込まれてしまい、もう取り出すことがもうできないと言われ、クリスマスイブにはパソコンが壊れてしまい、それらの対処で忙しくしてるうちにクリスマスが終わってしまった。また年末年始には大晦日の夜に旧市街でのカウントダウンへ行ったものも年明けすぐに中間テストと中間レポートの提出があるためほとんど勉強をしていた。他のタイの学生を見ていても連休程度の捉え方なように感じる。カウントダウンにいった際も来ている人々の半分以上が欧米人であった。慌ただしいクリスマス・年末年始であったが、そこからタイと日本の文化の違いを感じ取ることができ、結果的には良かったと思っている。

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