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2022年1月27日更新
コロナウイルスの影響で,ウィーン工科大学は基本的にオンライン授業.アジア人が少ないので良くも悪くも目立ち,授業ではよく当てられる傾向がある。留学生が非常に多く,留学生の集まりが頻繁に開かれるので友達はできやすい。大きい大学なので,人気の授業だと履修申請制限が設けられており,受けたい授業が受けられないこともある。学部生の授業も受けられるが,基本的にドイツ語の授業のため,修士学生の授業のみ受講した。
コロナ禍でありながら,日本からの留学生は50人ほどウィーン大学の日本語学科の学生と交流する機会があり,そこでウィーン大学やウィーン経済大学,ウィーン音楽大学などに留学する日本人の学生たちと関わりを持つことができる。ロックダウン期間中など外に出ることを制限されている期間は,私は4人でキッチンをシェアするタイプの寮に住んでいるため,ルームメイトと話すことで孤独感を打ち消すことができた。
ウィーンは生活面,安全面,交通面などあらゆる点において過ごしやすい。交通機関は金曜日と週末は24時間基本的に稼働しており,またドイツ語圏でありながら,スーパーの店員さんまでも英語を話すことができるので,ドイツ語を知らないと困るということは一切ない。クリスマスマーケットが非常に充実しており,毎日行っても飽きないほどの非日常空間を楽しむことができる。ただ,日曜日はスーパーや薬局などほとんどのお店が閉まっているため,慣れるまでは苦労した。
ヨーロッパの友達は基本的に各実家に帰省するので,ホリデイシーズンはウィーンにいる日本人の友達と過ごした。クリスマスはクリスマーケット巡りをし,当日はほとんどのお店が閉まっているので,友達とホームパーティーをして過ごした。欧米文化では年末年始は友達と過ごすので,オーストリアの友達とフォンデュを食べ,シュテファン大聖堂付近でカウントダウンをした。コロナ前は花火が年末年始の風物詩となっていたようだが,今年は残念ながら開催されず,代わりに多くの人があらゆる所で私的な打ち上げ花火を行っていた。
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