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2024年9月28日更新
このページでは、学生支援プログラムで行われた活動状況を、時系列に沿って報告いたします。
お茶大SCC年間行事一覧
お茶大SCC年間行事一覧
お茶大SCC年間行事一覧
お茶大SCC年間行事一覧
お茶大SCC年間行事一覧
お茶大SCC年間行事一覧
お茶大SCC年間行事一覧
お茶大SCC年間行事一覧
お茶大SCC年間行事一覧
新寮オリエンテーションは、「寮で暮らす」ということの理解を目的として、全新寮生を対象に共有リビングにて行いました。このオリエンテーションでは、寮にたずさわる教職員の紹介、寮生活全般の規則(掃除やゴミの分別・出し方について、居室やハウスリビングの使い方について等)、ハウスでの過ごし方やハウスのルール、問題が発生した際の相談体制(相談窓口・相談機関の説明)などを寮生ガイドブックを用いて説明し、新寮生が早く寮生活に馴染めるようにアドバイスしました。
新寮オリエンテーションの後半は、引き続き共有リビングにて、ハウス長を対象としたハウス長オリエンテーションを行いました。このオリエンテーションでは、まずハウス長の役割について説明し、ハウス長が連携して担当する寮生協議会の委員を決めました。また、それぞれの委員の活動内容を説明して、活動を進めていくように指導しました。
新寮オリエンテーション、ハウス長オリエンテーションの様子
ウェルカムパーティは、1年生を寮に迎え、寮生同士の親睦を深めるイベントで、2年生全員が主催する自主企画です。本年度は2年生がリビングの飾りつけやイベントの事前準備等を担当し、当日は寮生全員の自己紹介、ハウス・寮全体での歓談、ビンゴ大会などが行われました。
ウェルカムパーティの様子
開寮式は、学内外からの来賓、SCC寮生、小石川寮生などを招いて、共有リビングで行いました。開寮式では、各来賓の方々やSCC寮生協議会長の挨拶、SCCの概要・学生支援プログラムの説明などを行いました。その後、来賓は各ハウスに分かれ、ハウスメンバーとの歓談を楽しまれました。
4月16日は、開寮式の後に共有リビングにて第1回学修プログラムを行いました。学修プログラムでは、年に4回、お茶大の教員がお茶大SCCに出向いて講演をします。その後、講演内容に関するテーマについてハウスごとに学びを深め、ハウスで学修したことを寮生同士で発表する学修プログラム発表会を行います。このプログラムを通じて、寮生が自分たちで興味・関心をもって学ぶ楽しみや、ハウスメンバーと交流しながら学ぶ意義を体験することを目指しています。第1回学修プログラムは、羽入学長が「オープニングレクチャー」という表題で講演を行いました。
6月4日(土曜日)には、4月に行われた第1回学修プログラム講演を受けて、第1回学修プログラム発表会を開きました。発表会では、全SCC寮生と教職員が参加し、5つのハウスが各ハウスで行った学修成果を発表しました。発表担当のハウスは、講演テーマに関連のある学修をハウスで進め、スライドを作成し、発表を行いました。発表後には、質疑応答も行い、参加者同士でより学修を深めました。
第1回学修プログラム発表会の様子
チームワーク作りのためのワークショップは、外部から専門講師を招き、共有リビングにて行われました。このワークショップでは、同じハウスメンバーや、他ハウスの寮生と円滑なコミュニケーションをはかるための方法や共同生活で気を付けることなどを、講師に指導を受けて学びました。ワークショップでは、ジェスチャーによる伝言ゲームや、与えられたテーマについてペアになった寮生と即興話を創作していくお話作りゲームなど、様々なゲームを体験しました。それらを通じて、自分から積極的に他者と関わることや、自他の類似性・異質性を理解し、受け入れていくことを目指しました。活動後の意見交換の場では、体を動かして自分から相手に関わっていく様々な活動をしていく中で、他者との交流がより楽しく、積極的に行えるようになったという感想が多く挙がりました。
ワークショップの様子
4月中旬から5月上旬にかけて、ハウスメンバー全員で自分たちのハウス名を考え、表札を作る活動をしました。全員で協力してひとつのものを作り上げていくことで、楽しみながら、より強い仲間意識をもつことを目指しました。ハウス名を決めるために意見を出し合ったり、実際に表札を作り上げていく過程を通じてメンバーとの交流が促進されました。
各ハウスの表札例
第2回学修プログラムでは、耳塚教育機構長が「大学生活で何を身につけるか」という表題で講演を行いました。その講演について、7月16日(土曜日)に第2回学修プログラム発表会を開き、5つのハウスが発表を行いました。発表会では、寮生たちがSCCや大学生活で身につけたいことのまとめや講義内容についてハウス内で話し合い、気がついたことなどが挙げられました。
第2回学修プログラムの様子
コミュニケーションを円滑にするワークショップは、学外から講師を招き、共有リビングにて行いました。このワークショップでは、
を目標としました。
はじめに、学寮アドバイザーより今回のワークショップについての導入説明がありました。次に、講師の指導によりグループ分けをし、グループごとにいくつかの活動を行い、メンバーのよかったところや、これらの活動から気づいたことを寮祭にも活かしていくことなどを話し合いました。その後、参加者全員で、寮祭についての話し合いを行い、出された意見や感想をハウスに持ち帰って検討し、寮祭の企画・準備を進めることにしました。
お茶大SCC寮祭は、10月23日(日曜日) 10時~14時半(10月22日は準備日)に、お茶大SCC共有ラウンジおよび各ハウスを会場として開催しました。来客数は、29名(お茶大教職員 (11名)、寮生保護者(13名)、近隣の住民(2名)、お茶大の友人など(3名))でした。
寮祭当日は、ラウンジでの催し物と並行して、各ハウスに来客を招待する時間を設けました。ラウンジでは、10戸のハウスがハウスごとに催し物を行いました。催し物は、パネルによる展示発表(7ハウス)、パワーポイントによるスライド発表(2ハウス)、模擬店(1ハウス)があり、各ハウスから1~2名の説明員がラウンジに常駐して、来客への説明や物品販売等を行いました。また、お茶大SCCが平成23年度グッドデザイン賞を受賞したことの掲示、お茶大グッズ販売スペース、休憩スペース等も設けました。
ハウスへの来客招待は、各ハウスのラウンジに来客を招いて行われ、季節のデザートを出したり、たこ焼きパーティをしたりするなど、ハウスごとに趣向を凝らして、来客をもてなしました。
来客からの感想として「いつも電話で話は聞いているが、実際にみんなで楽しそうに暮らしている様子が見られて、とても安心しました(寮生保護者)」「展示などを見て、寮の暮らしや様子がよく分かってよかった(近隣の住民)」「普段、ハウス内での交流はあるが、ハウス間ではあまり交流していませんでした。でも、寮祭を通じ、ハウス間での交流の機会がもてたし、別のハウスの様子を知ることができたりして、寮での活動や人間関係が広がったと思います(寮生)」などの感想や意見が挙げられました。
ラウンジでの催し物の様子
第3回学修プログラムでは、元岡先生が「キャンパスに見るお茶の水女子大学の歴史」という表題で講演を行いました。その講演について、12月17日 (土曜日)に5つのハウスが発表を行いました。発表会では、元岡先生の講演をふまえ、大学の建築物についてや、学びについてなど、様々な内容がとりあげられました。
第3回学修プログラムの様子